
汚染・混入生物の同定検査
家具や衣類などの物品に混入した昆虫、あるいはカビによる汚染の原因を同定検査いたします。ハウスダストに含まれているダニやアレルゲンの分析も行っています。遺伝子解析による同定も行っています。

飼育生物の素材提供・
番組の制作協力
室内環境から分離した約2000株のカビや、試験用に飼育しているヒョウヒダニ、チャタテムシの各種媒体用の素材を提供しております。また、番組や紙面で使用する実験の協力も行っています。

BSL 2基準の微生物実験室を完備
レベル2「個体に対する中等度危険度、地域社会に対する軽微な危険度性」の微生物を取り扱えるようにするため、非常に密閉度の高いクリーンルーム環境を整備しています。外部からの微生物が侵入できない環境にて試験を行っています。
導入・活用事例
暮らしの科学部で行われる専門的な調査データは、様々な企業・団体で利用されています。
住宅のカビ汚染調査
住宅メーカー住宅内のカビを調査しました。 雨漏りが発生した住宅における殺菌作業実施の判断材料として、カビの汚染状況を明らかにすることが目的です。 住宅内の浮遊真菌と付着真菌を採取し、1立方メートルの空気あたり、もしくは面積当たりの菌数と種類を明らかにして、カビ汚染源の推定を行いました。
混入異物の検査
家具流通会社倉庫で保管していた商品の梱包内で発見された虫の同定検査を行いました。木材を食害する昆虫は小さく、車内の品質管理では同定が難しいことが多いため、弊社にご依頼いただいております。また、昆虫の生育特性から混入経路の推定が可能な場合もございます。
寝具のハウスダスト調査
家電メーカー掃除機の広告に使うデータ作成を目的としたハウスダストの調査を実施しました。 メーカー供給の掃除機を用いて一般家庭40名の寝具を対象にハウスダスト量および真菌数、ダニ数、アレルゲン物質量を明らかにしました。リクルート会社を通じ、人数、家族構成、住居形態など調査内容やご希望に適したモニターのご用意が可能です。
洗濯槽クリーナーの試験
洗剤原料メーカー洗濯槽クリーナーにおける効果成分量と各種微生物に対する効果の検証を行いました。各種規格試験の他に、実使用条件により近づけたオリジナルの試験も計画可能です。様々な室内環境から分離したカビを各種取り揃えております。
大手建設会社、家電メーカーなど
多数のお取引実績がございます。
ニュース・コラム
試験実施の流れ
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01 お問い合わせ
お問い合わせフォームよりメールにてお問い合わせください。試験内容は以降の対応を円滑にするため、できるだけ(対象商品、試験項目、試験時期等を)具体的にお書きください。
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02 ヒアリング
担当研究員より、折り返しご連絡いたします。ご希望の試験内容について、詳細を確認させていただきます。
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03 お見積
内容を確認の上、試験内容の計画書と費用概算をメールにて返信させていただきます(ここまでの費用はかかりません)。計画書にて納期までの目安をご提示させていただきます。
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04 ご依頼
試験を依頼したい場合は、今後のスケジュール、試験に関わる諸項目についての確認等、試験実施に向けての詳細な打ち合わせを行います。ご依頼が確定しましたら、事前に契約書を締結します。同時にサンプルや資料などもお送りいただきます。
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05 試験実施
試験を実施します。
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06 報告書提出
実験が終了しましたら、報告書を提出、内容をご報告させていただきます。報告内容に漏れが無いことを確認いただいた後、請求書をお送りいたします。