フジサンケイグループのシンクタンク、エフシージー総合研究所では、企業や団体の新任の広報担当者のための5週連続の実践的な広報セミナーを開催いたします。今年で26年目を迎える本プログラムは、広報の基本知識からマスコミへの情報発信、社内広報、危機管理、新聞・テレビはじめ各マスコミへのアプローチ方法など広報のA to Zを体系的に学べるものとなっています。

講師陣は経験豊かな企業の現役広報担当者をはじめ、産経新聞、フジテレビの編集・報道責任者など、全員広報と報道の最前線にいる現役のメンバーです。広報業務を改めて見直したいとお考えの担当者にもお勧めです。少人数制クラスで、フジテレビの見学会のほか、初回には懇親会を開いて講師陣とご参加の皆さまとの情報交換、広報担当者同士のネットワークづくりをお手伝いいたします。

※今年はリアル開催となります
※業務等の都合で欠席された方には別途、講義収録映像を配信いたします(無料)
※講師・プログラムは変更になる場合もございます


テーマ 『新任広報パーソン夏期講座』
日時 2023年7月7日(金) ~ 8月4日(金)毎週金曜日
募集定員 25名
受講料 9万9千円(一般)/ 7万7千円(エフシージー会員) ※税込/懇親会費含
会場 日本記者クラブ 大会議室
(千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル9階)
https://www.jnpc.or.jp/outline/access
お問い合わせ 電話: 03-6891-8501(受付時間 平日9:30~17:30まで)
メール: koho@fcg-r.co.jp
プログラム 第1回 7月7日(金)15:00~18:00 日本記者クラブ大会議室(適宜休憩を取ります)
■ 講習のテーマ 広報パーソンに求められる基本知識とスキル
15:00~16:00 「広報業務の基本的な考え方と当社の取り組み」 -広報担当者がまず理解すべき事柄とは―
16:00~17:00 「新聞社の取材体制と新聞記者から見た良い広報パーソンとは」
17:00~18:00 名刺交換を兼ねた懇親会
第2回 7月14日(金)14:00~17:00 日本記者クラブ大会議室
■ 講習のテーマ 「社内報づくりのポイント」と「ニュースリリースの作り方実践講座」
14:00~15:30 「社内広報の重要性と“伝わる”コミュニケーションツールの作り方」 -社内報の極意とは-
15:30~17:00 「記者の目に止まるリリースと文章のお作法」 -ニュースリリース作成実践講座
第3回 7月21日(金)14:00~17:00 日本記者クラブ大会議室
■ 講習のテーマ 「SNSでの炎上防止策」と「CSRによる社内・社外広報活動の強化策」
14:00~15:30 「ソーシャルメディアとネット炎上」 -企業・団体が巻き込まれない防衛術-
15:30~17:00 「CSR推進と広報活動」 -良き企業市民として広報が果たすべき役割-
第4回 7月28日(金)14:00~17:00 日本記者クラブ大会議室
■ 講習のテーマ 「平時と緊急時の広報活動」
14:00~15:30 「平時と緊急時の広報活動」 -緊急時に慌てないために-
15:30~17:00 「緊急時のマスコミ対応」 -炎上させない広報対応のポイント-
第5回 8月4日(金)13:30~17:20 フジテレビ見学会/フジテレビ本社会議室
■ 講習のテーマ 「テレビメディアと広報」・フジテレビ見学会
13:30~14:45 「フジテレビ見学会」
15:00~16:00 「報道番組と企業広報」
16:00~17:20 「テレビ局の組織とテレビマンの特徴」

主な講師のプロフィール(順不同)

今堀 守通(いまほり もりみち)氏 産経新聞東京本社編集局
経済部長

1992年産経新聞社入社。前橋支局、社会部を経て97年に政治部。道路公団民営化、郵政民営化などを担当。2013年政治部次長、15年経済部次長、編集局政治部統合編集担当次長などを経て、19年秘書室長兼電波企画室長。21年7月から現職。

臼井 一起(うすい かずき)氏 キッコーマン 
上席参与コーポレートコミュニケーション部長

1981年慶大経卒、キッコーマン入社。92年広報部(現コーポレートコミュニケーション部)。2008年中部支社長。11年コーポレートコミュニケーション部長。12年から現職。2017年に(財)経済広報センターの2017年度「企業広報功労・奨励賞」を受賞。

時澤 正(ときざわ ただし)氏 フジ・メディア・ホールディングス経営企画局
開発企画担当局長

1984年東京大学法学部卒、1987年通産省(現経済産業省)入省。90年フジテレビジョン入社。報道局記者、パリ駐在の後、ニュース系情報番組のプロデューサーを歴任。日本最大級の外国人向けメディアである㈱ジープラスメディア社長を経て、現在、フジ・メディア・ホールディングス経営企画局でベンチャー投資や新規事業開発を担当。

中村 将(なかむら かつし)氏 産経新聞東京本社編集局
編集長

1991(平成3)年入社。社会部多摩支局、社会部、ソウル支局(業務留学)、大阪社会部、社会部遊軍長、社会部次長、副編集長、ロサンゼルス支局長、今年7月から現職。 長年、北朝鮮による拉致事件を取材。金正日総書記が拉致を認め、謝罪した日朝首脳会談を平壌で取材した。

山口 真一(やまぐち しんいち)氏 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
准教授

1986年生まれ。経済学博士(慶應義塾大学)。2020年より現職。専門は計量経済学。研究分野は、ネットメディア論、情報経済論、情報社会のビジネス等。主な著作に『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社)、『なぜ、それは儲かるのか』(草思社)『ネット炎上の研究』(勁草書房)、『炎上とクチコミの経済学』(朝日新聞出版)のほか、近著に『ソーシャルメディア解体全書』(勁草書房)などがある。兼職として東京大学客員連携研究員、早稲田大学ビジネススクール兼任講師、総務省・厚労省の検討会委員などを務める。また、KDDI Foundation Award貢献賞、組織学会高宮賞、情報通信学会論文賞(2回)、電気通信普及財団賞、紀伊國屋じんぶん大賞など受賞歴多数。