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BSL2基準の微生物実験室

BSL2基準の微生物実験室

 IPM研究室の実験室は、細菌やカビなどの微生物・病原体を扱う施設の格付けである「バイオセーフティレベル(BSL)」のレベル2の基準を満たしています。レベル2に規定されている微生物を使用した研究・試験・検査を安全に行うことができる“微生物専門実験室”です。

 BSL2実験室は、ヒトに感染すると重篤な疾病を起こす危険性のある細菌やウイルスを除く、食中毒起因菌を含む多くの微生物を安全に扱うことができるバイオクリーンルームです。廊下と奥の実験室(内室)を仕切る前室を設けた二重構造になっており、空気の陰圧・陽圧管理によって、汚染空気を内部へ入れない、外部へ出さない構造になっています。
 微生物研究を専門とする一部の大学や研究機関しか持たない本格的研究施設で、精度の高い試験・研究を行っています。

BSL2の物質を扱う施設を表すバイオハザードマーク

表1 病原体等のバイオセーフティレベルを分類する基準

病原体等を試験管内で通常の量を取り扱う場合、ヒトを標準として、以下に示す基準により病原体等のバイオセーフティレベルを分類する。

レベル1 個体及び地域社会に対する低危険度 ヒトに疾病を起こし、あるいは動物に獣医学的に重要な疾患を起こす可能性のないもの。
レベル2 個体に対する中等度危険度、地域社会に対する軽微な危険度 ヒトあるいは動物に病原性を有するが、実験室職員、地域社会、家畜、環境等に対し重大な災害とならないもの、実験室内で曝露されると重篤な感染を起こす可能性はあるが、有効な治療法、予防法があり、伝播の可能性は低いもの。
レベル3 個体に対する高い危険度、地域社会に対する低危険度 ヒトに感染すると重篤な疾病を起こすが、他の個体への伝播の可能性は低いもの。
レベル4 個体及び地域社会に対する高い危険度 ヒトまたは動物に感染すると重篤な疾病を起こし、罹患者より他の個体への伝播が、直接または間接に起こりやすいもの。

IPM研究室では、「ダニ」「カビ」「微小昆虫類」「抗菌性評価」など
室内環境の有害生物の研究・調査に対応いたします。

【室内環境生物分野の試験および研究】
  • 室内環境中で健康被害を及ぼすダニ・微小昆虫類・カビなどの研究
  • 喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルゲンとなる生物の研究
  • 大学や国公立の研究機関との共同研究
  • 空気清浄機の除菌性能評価、抗菌素材の性能評価などの商品実用試験
  • 異物混入検査

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