vol.3 手洗い表示


 新しい洗濯絵表示では、家庭洗濯の表示は桶( 旧40℃洗濯機 )で表されます。 洗濯機での洗濯も手洗いも桶表示を使います。
 これまでの洗濯絵表示では、洗濯機のマークが洗濯機洗い、桶のマークが手洗いを表していたので、絵表示を見てすぐに、その違いが分かりました。今度の新しい絵表示では、どちらも同じ桶表示を使いますから、手洗いでの洗濯を表すには、この桶に手先が液面に突っ込んでいる表示で、手洗いを表すことになります。

手洗い表示

 この手洗い表示( 手洗い )が意味する洗い方は、

最高温度40℃
という上限表示になります。


 洗濯の上限洗いを洗濯機洗いにするか、手洗いにするかは、どこまでの機械力なら洗濯機洗いを許すか、単純に機械力の違いを表すことになります。
 コラム②でも紹介したように、洗濯機の機械力はMA値で表し、数値が大きいほど衣類へのダメージが大きくなります。

① 標準の(通常の洗濯)が、MA値 85 ~ 105

② 弱い洗いの(弱い洗濯)が、MA値 70 ~ 85

③ 非常に弱いの(非常に弱い洗濯)が、MA値 55 ~ 70

に対し、 手洗いの( 手洗い )では、MA値が ~ 35 と、③の非常に弱い(非常に弱い洗濯)より、 ダメージはより小さい値となります。

 実例としては、穏やかな機械力での洗濯を必要とする毛や絹の洗濯では、温度によっても繊維のダメージが変わってきますので、温度の上限も下がってきて、実際の表示例では、40℃上限(通常の洗濯)から、30℃上限(通常の洗濯)の洗い方を表示するケースが多く見受けられることになります。

(2017.01.30)



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