情報調査部

広報セミナー(開催レポート) 広報セミナーとは

不祥事会見をしのぐコツ

災い転じてチャンスにする方法とは
日 時:2012年3月30日(木) 15:00〜18:30
会 場:日本記者クラブ 大会議室

3月30日(金)、東京・内幸町の日本記者クラブで、広報担当者を対象に不祥事を乗り切るための広報対応についてのセミナーを開催しました。

テーマは、「不祥事会見をしのぐコツ」。不祥事によるダメージを最小限に抑えるための広報対応や不祥事会見を無難に乗り切るためのコツを企業の第一線で活躍している現役広報部長と新聞社の編集局幹部の2人が解説しました。セミナーでは、講演のほか実際の不祥事会見映像を流し、参加者に問題点を指摘してもらう演習もおこないました。

事態を悪化させないための広報対応術

イメージ 平時にリスク対応の準備をしておくことが危機管理の第一歩と解説する臼井一起氏

 第1部の講演は、キッコーマン株式会社、コーポレートコミュニケーション部長の臼井一起氏に不祥事を乗り切るための社内の広報態勢の作り方や緊急時の広報対応について解説いただきました。臼井氏はまず、日ごろから他社の不祥事について詳しく研究し、自社で同様の事案が起こった場合の対応方法を具体的に準備しておくことの大切さを説明。社内からの情報集約は危機管理の要諦であると述べ、広報の重要性を社内に浸透させるための啓蒙活動は継続的におこなうべきと強調し、講演を締めくくりました。

不祥事会見で記者はどんなポイントをついてくるのか

イメージ 「何のための会見か」を明確にし、会見に臨むことが重要と説く講師の鈴木氏

 第2部は、産経新聞編集局編集総務の鈴木裕一氏に不祥事会見をしのぐための10カ条を披露してもらい、その解説をいただきました。元社会部長でもある鈴木氏は、現場での経験から、会見での説明の良し悪しや言動で、不祥事が更なる大惨事になる危険性を指摘、まず「何のための会見か」ということを明確にし、十分な準備の上で会見に臨む必要があると説明しました。

 講演後には、現実の不祥事会見の映像を流し、参加者に問題点を挙げてもらう演習を実施しました。映像を使って、講義ではわかりづらい不祥事会見での注意点を2人の講師から説明をしてもらいました。講演後の講師陣との名刺交換の場でも、参加者からの質問が相次ぎ、予定時間をオーバーしてセミナーを終了いたしました。

満席となった当日の会場の模様
満席となった当日の会場の模様

――以下、参考用に今回のセミナーの御案内を掲載しています――

 産経新聞、フジテレビなどのフジサンケイグループの一員であるエフシージー総合研究所では、企業の事故や事件、不祥事が起きた時の記者会見を乗り切るためのコツを現役の新聞社編集局幹部と企業の広報責任者から聞く実戦的広報セミナーを開きます。

 事件・事故あるいは不祥事が起きてしまったとき、メディアから記者会見を求められます。「会見を開くべきかどうか」「誰が会見するのか」「会見場は?」「会見の開始時間は?」など迷うことが多いと思います。会見を開いても説明が不適切で、メディアの批判を浴び、かえって事態を悪化させてしまうこともあります。

 講師は、産経新聞元社会部長で現在編集局総務の鈴木裕一氏とキッコーマン株式会社のコーポレートコミュニケーション部長の臼井一起氏です。お二方には、噂が一人歩きしないための日常での記者へのコミュニケーション方法、会見を開くかどうかのポイントや会見時の留意点、会見後のフォローアップ方法など幅広くアドバイスをしていただきます。

 取材する側とされる側、両方の視点から危機管理対応を学べる数少ないセミナーです。この機会にぜひご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

プログラム

15:00
〜16:30
事態を悪化させないための広報対応術
―社内を取りまとめ、メディアと消費者を納得させるコミュニケーション方法―
【講 師】
キッコーマン株式会社 コーポレートコミュニケーション部長臼井 一起 氏
16:30
〜16:45
コーヒー・ブレイク
16:45
〜18:30
不祥事会見で記者はどんなポイントをついてくるのか
―炎上会見にしないための模範解答とは―
講義と実際の会見映像を見ながらの演習を行います。
【講 師】
産経新聞東京本社 編集総務鈴木 裕一 氏

お申込み受付中のセミナー

広報セミナーとは

当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。
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