フジテレビ商品研究所

メディア開発室レポート・今までのレポート記事

食品大目付そうけんくん
スーパーで需要拡大

規格書のエクセル取り込みで
作業効率アップ

表示作成作業は煩雑

 『食品表示一元化検討会』が平成23年9月から発足し、約1年をかけて今後の表示一元化に向けた方針をまとめました。
 そもそもなぜ一元化が必要なのでしょうか?それは、現状の表示に関する法規が複雑であり、そのため消費者が表示を理解できず、「安全の確保と自主的かつ合理的な選択の機会の確保」を行うことが困難ということがあります。
 しかし、政権が変わった今、表示一元化による「新食品表示法」が、国会への法案提出に間に合わない可能性も出てきているという話を聞きます。このように将来の表示制度は未確定な部分が多く、食品に関わる企業は非常に不安を抱えていると考えられます。

 このような状況の中、当社が提案する『食品大目付そうけんくん』(以下『そうけんくん』)は順調に導入実績が伸びており、多くのお客様にお使いいただいています。
 主に食品製造、小売(スーパー)、卸での実績があり、食品製造では和洋菓子、パン、惣菜を扱う企業に導入してもらっています。やはり表示作成における業務負荷が大きいことと最新の法律を都度、確認していく作業が煩雑であるということが、業種を問わず共通の悩みのようです。
 昨今、急激に『そうけんくん』の導入が増えているのが小売(スーパー)のインストア加工部門です。

スーパーの総菜表示例

スーパーでの運用方法

『そうけんくん』を導入する前の小売の表示作成者が、どのような業務をしていたかを紹介します。
 これは首都圏の中堅スーパーの事例です。このお客様では表示作成を行う過程で、3つの帳票を作成されていました。1つは取り扱う食材情報(例えばから揚げ、コロッケ、天ぷら)をまとめた食材表、2つ目は食材を組み合わせたお弁当などの製品表、3つ目に最終の商品ラベルに貼る原材料名(添加物名)をまとめたラベル表です。

 もちろん帳票の数が増えれば転記ミスの可能性、作業の重複、確認漏れ等のリスクを伴います。さらに、この業務を行っていたのが担当の女性1人であったため、かかる重圧は計り知れないものでした。
 会社としては、この担当者がいないと業務が回らず、ほかの人に業務を振ることもできない、かといって担当者も専門知識を持っていないため、表示が正しく作成できているかどうか不安が残る、という多くの問題がありました。

 そこで『そうけんくん』を導入してもらい、まずは食材情報を整備することから始めました。お取引様約数十社(卸、メーカー)を集め、食材の詳細情報をエクセル形式の規格書で提出してもらうように依頼し、次に『そうけんくん』上で惣菜や弁当などのレシピを登録し、複数存在していた帳票をまとめ、転記ミスなどのリスクを無くしていきました。

 さらに、今後義務化がうわさされる栄養成分表示も自動計算することも可能になりました。
 すでに『そうけんくん』に食材情報の登録がしてあれば、新製品販売時も既存製品と異なる食材を追加・交換すれば良いため、表示作成の苦労も少なくなります。このように、今まで課題とされていた内容がすべて解決できるようになりました。

 今後は『そうけんくん』で作成した表示結果を、各店舗に配信する仕組みと連携させることにより、ミスを無くす全社的な仕組みとしたいという要望もあがっています。
 このように、これまでは食品製造メーカーでの導入事例がメインでしたが、小売(スーパー)などの新たな業種での活用事例が多くなっています。それは、『そうけんくん』の機能改善も理由の一つと考えます。
特に、システムへの食材入力の手間を減らすために、エクセル形式の規格書を取り込める機能や、『そうけんくん』で作成した表示の根拠となる情報を表示する機能を新しく搭載しました。

 また、今後は原料原産地対応や添加物自主基準対応(コンビニや各生協基準)機能のリリースも予定しています。

スーパーの運用事例。導入前(上)と導入後(下)

お客様の悩み解決に向けて

 当社は、「食品関連企業が抱える表示に関する悩みを軽減する」ということを念頭に置き、日々活動しています。
 そのため、安くて良い製品、つまり最低限のコストで有益なサービスを提供し続けるということを使命と考えています。
 今後も食品表示のデファクトスタンダードを目指し、『そうけんくん』の普及活動を実施していきます。

表示根拠を示す画面

食品大目付そうけんくん 特設サイト

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(2013.05.14 企画開発部)

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