フジテレビ商品研究所

今までの研究レポート

眉メイクは顔の印象を決める

~なりたい眉に合わせて選びたいアイブロウ~

 外出にもマスクというこの頃、眉メイクが注目されています。眉は顔の印象を左右します。眉メイクで優しい雰囲気にしたり、きりっとした感じにしたり、太眉で若々しい印象を作ったりと、様々な印象を作ることができます。今回は、そんな眉メイクに欠かせない「アイブロウ」を評価してみました。

市販のアイブロウには、下記のようなタイプがあります。

○ペンシル
○リキッド(筆ペン)
○パウダーチップ
○パレット

 これらの中から9品(1~9)を選び、「仕上がり」や使用感などを評価して、それぞれの特徴をまとめました(表1)。
 評価には、モデル皮膚として人工皮革を使用し、眉型テンプレートを当て、全て同じ形の眉を描きました。ペンシルで描いた眉は、毛並みが1本1本描かれるせいか、きりっとした印象に見えます。パウダーとリキッドのセット(ダブルエンド)は、輪郭がきれいで美眉を描くのに最適です。パウダーパレットは、ふんわりとして優しい印象が感じられます。

評価したシートの仕様

評価① こすれに強い?

 眉を描いてから5時間後、綿棒で眉全体を波状にこすってみました。描いた眉が薄くなったり、ムラになったりせず、描いたときのようにきれいで、綿棒にアイブロウがついていなければこすれに強いということになります。
 パウダーのパレット(8、9)では、こすれて薄くなる状態が見られましたが、ペンシル(1、2)やリキッド(6、7)は、ほとんど変化がありませんでした。ペンシルやリキッドは、こすれに強い一方、修正しづらいことになります。描く際は、慎重に描きましょう。一方、パウダーは、こすれに弱いので、ときどき重ね書きしましょう。ぼかしやすいのも特徴ですから、眉メイク初心者の方も使いやすいと思います。

評価② 汗水・皮脂には強い?

 評価①と同様に眉を描いてから5時間後、それぞれ水とモデル皮脂を含ませた綿棒で、一定の場所をこすり、耐性を比較しました。こすった部分がわからず、描いた眉のままであれば耐性があり、薄くなったり、消えていると弱いということになります。
 水に対しては、ペンシルはいずれも強いことがわかりました。一方、リキッドやパウダーでは強いもの、弱いものそれぞれでした。モデル皮脂に対しては、こちらもペンシルが全般的に強い一方、パウダーやリキッドでは、やや落ちやすいものがありました。

評価③ クレンジングのしやすさは?

 メイク化粧品は、メイクしているときは崩れにくく、クレンジングでは簡単にきれいに落ちてほしいというのが理想です。そこで、水タイプと、オイルタイプのクレンジング剤で、落としやすさを比較しました。
 評価は、描いて5時間以上経過した眉で、一定の場所をクレンジング剤を含ませた綿棒でこすり、きれいに落ちたかを観察します。綿棒でこすっただけできれいに落ちていればクレンジングしやすいと考えました。
 この結果、水タイプのクレンジング剤では、ペンシルなど油性成分の多いものが残りましたが、オイルタイプを使用すると、ほぼ全てをきれいに落とすことができました。クレンジング剤はオイルタイプが便利なようです。リキッドで描いた眉はクレンジング剤だけでは落ちにくい場合もありますので、水で流して洗顔をしてください。

評価④ 使用感とまとめ

 女性被験者6名でアイブロウを使用し、「描きやすさ」「発色」「太さ調節」「ムラづきのなさ」「持ち(3時間以上)」「総合評価」の6項目を7段階で評価し平均しました。レーダーチャートが大きく広がっているほど、評価点が高いことを示します。。
 パウダーとペンシル(3、4)、あるいはパウダーとリキッド(5、6)のダブルエンドタイプは、セット故に太さ調節がしやすく、描きやすさは高評価です。一方、パウダーパレットは、自然なボリューム感は出せても、細く描けないため、低評価と考えられます。特徴あるブラシのリキッド(7)も評価がわかれます。。
 眉は、濃い方、薄い方様々です。アイブロウは、眉毛を整えるために使いますから、眉毛の生え方や、形を見ながらなりたい眉をイメージして選んでください。例えば、眉頭や眉尻が薄い方は、ペンシルやリキッドで描き足すときれいです。。
 眉を上手に描くには練習も必要ですので、色々なアイブロウを試してみましょう。

顔 全部 解析します/pdfレポートをダウンロードする

(2021.4.1 美容・健康部門)

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