フジテレビ商品研究所

今までの研究レポート

なりたい口元を手に入れる!

〜リップティントの実力テスト

 韓国発のメイクアイテム「リップティント」。英語で″ tint″には「ほのかな色」や「染める」といった意味があり、唇の水分に反応して発色が変わり、色落ちしにくいリップメイクとして認識されています。現在では国内ブランドからも様々な形状で発売され、すっかり日本に定着しました。今回はこのリップティントの気になるポイントを一般的な口紅との違いやスティック、リキッド、クッションの形状別で評価してみました。

評価① べたつかない?

 リップメイクのべたつきが気になる、食事中や風の強い日。べたつきの評価として、リップティントを唇模型に塗り、3分後に星形の砂糖菓子が付着した個数をカウントしました(表1)。
 口紅が6個付いたのに対し、クッション形状のH・Iは0~1個とべたつき感はほぼゼロ。スティック形状のA・B・C・Dも2~4個と少なめです。口紅より薄付きなので、べたつきも少ないのかもしれません。しっかり量がのるリキッド形状のE・F・Gはべたつきが気になるタイプ。軽い使用感が好みならH・Iがおすすめです。

表1べたつき評価結果

評価② 色移りする?

 ちゃんと塗ったはずなのに、いつの間にかなくなっているリップメイク。カップや服、歯に付いているのを指摘されると恥ずかしいですよね。色移りの評価として、唇にリップティントを塗り、30分後、紙コップに口を付けて状態を観察しました(表2)。
 口紅は唇の跡がわかる程度の色移りでした。リップティントではB・C・D・Iは写真で認識できないくらいで、A・Hもあまり気にならないタイプ。リキッド形状の中ではGが口紅よりも色移りしにくい傾向でした。E・Fはべったりと付くので要注意です。

表1評価に使用した商品

表2色移り

評価③ 色は定着する?

 リップティントの最大の特徴は色落ちのしにくさです。実際に肌に色が定着するのか、腕にリップティントを塗り、30分後に泡タイプの洗顔料で洗浄した後の状態で評価しました(表3)。
 口紅はしっかりと発色しますが、色の定着効果はないため、洗浄後は落ちてムラ残りしました。そのため、定期的な塗り直しが必要です。一方、リップティントはどうでしょうか。洗浄後も色が残っていたのはA・B・E・F・H・I。特にIは発色が良く、洗浄前からの変化も小さいので、メイク直しができない日には最適です。しかしながら、色の定着が良いという長所は、クレンジングしにくいという短所にもなります。必要に応じて口紅とリップティントを使い分けるのがおすすめです。

表3色の定着評価結果

評価④ 保湿効果は?

 唇は他の皮膚より角質層が薄く、皮脂腺もないため、水分が蒸発しやすく、荒れやすい部位です。季節を問わず、保湿効果があると嬉しいですね。保湿の評価として、丸餅にリップティントを塗り、3時間後の状態を観察しました(表4)。
 無塗布は30分経たないうちから餅にひびが入り始め、3時間後にはぱっくり割れてめくれた状態に。それに比べると、リップティント、口紅ともに水分の蒸発を抑えています。この中ではクッション形状のH・Iの保湿効果が低めで、全体的にひびが入りました。乾燥が気になる人は他の形状やリップクリームの併用がおすすめです。 評価評価⑤ 仕上がり&まとめ  最後に唇模型にリップティントを塗って、発色や艶などの仕上がりと使用感をチェックします(表5)。  リップメイクの気になるポイントは人それぞれ。評価を参考にお気に入りを探してみてください。

表4保湿効果評価結果

評価⑤ 仕上がり&まとめ

 最後に唇模型にリップティントを塗って、発色や艶などの仕上がりと使用感をチェックします(表5)。
 リップメイクの気になるポイントは人それぞれ。評価を参考にお気に入りを探してみてください。

表2評価結果

自宅で簡単白髪ケア〜ヘアカラートリートメントの実力を比較/pdfレポートをダウンロードする

(2019.5.20 美容・健康部門)

▲PageTop