Vol.73 果物200グラムの目安とは

 熱戦が繰り広げられた平昌オリンピックで、カーリングの日本女子チームが7分間のハーフタイムでおやつを食べる「もぐもぐタイム」が話題になりました。選手たちは作戦を練りながら、バナナやリンゴ、イチゴなど数種類の果物を食べていたのが印象的でした。
 国が作成した食事バランスガイドでは、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの供給源として、1日およそ200グラム以上の果物を食べることを目標としています。
 最近では、果物に含まれる機能性成分が、生活習慣病予防にも重要な役割を果たしていることも分かってきましたので、毎日の食生活に果物を上手に取り入れたいものです。
 では、果物200グラムとは…どれくらいでしょう。
 冬が旬のミカンは2個、りんごは1個。バナナは2本、グレープフルーツは1個、キウイフルーツは2個が200グラムです。


■果物200g(可食部)を摂取するため目安数量

果物名 目安数量 果物名 目安数量
ウンシュウミカン 2個 モモ 2個
リンゴ 1個 ナシ 1個
バナナ 2本 なつみかん 1個
グレープフルーツ 1個 はっさく 1個
バレンシアオレンジ 2個 デコポン 1個
キウイフルーツ 2個 西洋ナシ 1個
カキ 2個 ブドウ 1房

出典:「毎日くだもの200グラム運動指針」(8訂版)


 しかし、果物単体で200グラムを摂るのは少しハードルが高いので、旬の果物を中心に、朝食や間食、夕食後のデザートに少しずつ果物を摂ることをお勧めします。 そこで、普段手に入る身近な果物で100グラムを1皿として紹介しますので、参考にしてください。


くだもの

 カーリングの選手などアスリートたちが競技中に果物を摂るには理由があります。
 バナナに含まれる3種類の糖質は、エネルギー補給が長時間持続します。バナナやキウイフルーツ、リンゴなど、多くの果物に含まれるカリウムは筋肉の収縮に有効です。柑橘類やイチゴには、ビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは風邪予防だけでなく、抗酸化作用があります。競技中に多くの酸素を取り入れるスポーツ選手にとっては、過酸化物質を除去してくれる抗酸化物質は欠かせません。
 スーパーの店頭には、季節の旬の果物が並んでいます。また最近はコンビニでもカットフルーツが売られていますので、毎日楽しみながら果物200グラムを実践してみませんか。


(2018.2.28)

食品料理部門