研究員オダの環境レポート
Vol.15 ゴミ拾いから感じたこと
<2014.07.22 更新>

 7月15日に、フジ・メディア・ホールディングスのCSR(企業の社会的責任)の一環としてフジテレビ本社周辺の清掃活動に参加しました。この日のお台場の気温は30度以上にもなりましたが、関連各社から合計80人の参加があったようです。エフシージー総合研究所からは私のほかに1人女性社員が参加しました。また今回は、私たちの研究所と同じ地区にある産業技術総合研究所から2名の参加があり、4人で一緒にゴミ拾いをしました。

 フジテレビの周辺はすぐにゴミが見当たらなくなるので、私たちの会社のあるダイバーシティ周辺のゴミ拾いをしましたが、一見、キレイに清掃されているように見えていた周辺の道路や植え込みにたくさんのゴミが捨てられていました。拾ったゴミの中では、タバコの吸殻とお菓子の箱や包装が特に多かったように感じました。主催の方の話では、これまでにバーベキューの食材一式や自転車などの大きなものも捨てられていたそうです。

 ゴミ拾いに夢中になりながらも、研究者の性なのか、環境に関する色々なことを考えていました。
 特に、無造作に捨ててあるタバコの吸殻を拾いながら、「吸殻から溶け出たニコチンやタールなどの有害物質による土壌の汚染」や、タバコのフィルター部分は消化されにくいため、有害物質の害と併せた「犬や野鳥などの動物が間違えて食べてしまうことによる健康被害」などについて考えていました。
 他にも、タバコのような小さなゴミは目のつく場所に捨ててある一方、ビン・カン・ペットボトルは茂みの中に捨てられており、ゴミの大きさとポイ捨てする位置には一定の関係性がありそうでした。
 産業技術総合研究所の2人も同様で、「ゴミ拾い参加者を追跡して同じ箇所に何人も入らないようにする」「ゴミを拾った箇所を調べて効率的な清掃につなげる」などの、私と異なる着眼点のテーマを考えていました。
 私を含めた4人は今回が始めての参加でしたが、全員がゴミ拾いを通じて今後の研究活動についての何らかのインスピレーションが得られたようで、非常に勉強になるゴミ拾いとなりました。

ゴミ拾い中の写真

 
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このコラムについて エフシージー総合研究所・IPM研究室の活動内容や、研究中の内容をスタッフ目線でレポートした記事です。一般のかた向けに分かりやすく解説しています。
IPM研究室とは エフシージー総合研究所・暮らしの科学部所属。室内環境の有害物質を調査・研究しています。特に「室内環境中で健康被害を及ぼすダニ・微小昆虫類・カビなどの研究」を主仕事としています。
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