(65) 眉メイクをキープ

この季節、きれいにメイクを仕上げても、汗や皮脂ですぐに崩れていませんか。顔の印象を左右する眉は一番崩れてほしくないメイクと考える人も多いはず。そこで今回のテーマは崩れにくい眉メイクについてです。

崩れにくい眉メイクというと汗、皮脂に強いウォータープルーフタイプのアイブロウペンシルや速乾性の透明の液で描いた眉を上からコーティングするアイブロウコートが挙げられます。実験ではウォータープルーフタイプのアイブロウペンシル(以下、耐水)とそうではないアイブロウペンシル(以下、非耐水)。非耐水にアイブロウコートを塗布したもの(以下、眉コート)で比べてみました。

まずは水に強いかです。白色の合成皮革にアイブロウペンシルで星を描き、霧吹きで水をひと吹きしました(図1)。耐水は変化がなく、きれいな状態を保つことができましたが、非耐水は水で流れてしまいました。眉コートもほとんど変化がありませんでしたが、長時間放置すると、コーティングが浮いてくる感じがありました。他のアイブロウコートで試すと、浮きは見られなかったため、商品による差がありそうです。

図1:耐水テスト

次に皮脂に強いか実験しました。白色の合成皮革にアイブロウペンシルで線を引き、モデル皮脂を含ませた綿棒で線をジグザグに擦りました(図2)。非耐水は擦った部分の線が消え、ジグザグに色移りしているのがはっきりわかります。耐水も非耐水ほどではありませんが、線が薄れ、色移りしました。眉コートはほぼ変化がなく、モデル皮脂に強いことがわかりました。

図2:耐皮脂テスト

今回の実験写真に使用したアイブロウコートは100円ショップで購入したものです。いつもの眉メイクにプラスするだけで少量の水、モデル皮脂に対し、まずまずの効果が見られました。日常的な行動での眉メイク崩れに悩んでいるのなら、アイブロウコートがおすすめです。スポーツのようにたくさん汗をかいたり、海やプールのように水に浸かったりするなら、ウォータープルーフタイプのアイブロウペンシルの方が安心でしょう。


この夏は気が付いたら、眉がなくなっていたということがないように、対策を取って、眉メイクをきれいにキープしてみてはいかがでしょうか。

(2014.08.01)

産経新聞掲載記事『比べる×調べる』

 

美容科学研究室