(37) ネイルシール

ネイルと言えば、ネイルサロンでのジェルネイルが主流でしたが、最近は自宅でのセルフネイルに戻る人が増えきています。この背景には、自宅で簡単にサロン並みのネイルアートを楽しめる商品の発売が影響しているようです。とくに、ベースコート・カラー・トップコートが一体となった貼るタイプのマニキュア(ネイルシール)は注目を浴びています。そこで、このネイルシールの使用感と性能について、マニキュア成分タイプと普通のシールタイプを通常のマニキュア(ネイルカラー)と比較してみました。

【使用感評価】
装着時の「使いやすさ・操作性」「シワ・ムラにならないか」「ツヤ」、5日後の「剥がれ」「ツヤ」「オフのしやすさ」「総合評価」の項目で評価を行ったところ、ネイルシールはタイプにより評価が大きく異なりました。マニキュア成分タイプは全ての項目でネイルカラーと同等以上の評価となったのに対して、普通のシールタイプでは「オフしやすさ」の項目以外はネイルカラーよりも低い評価となりました。


使用感評価

【性能評価】
使用感評価で顕著に差がみられた仕上がりともちのよさについて、ネイルチップや実際の爪につけて状態を観察しました。
仕上がり:マニキュア成分タイプは伸縮性がありシワが入ることなく、きれいに貼ることができました。普通のシールタイプでは厚手のものは爪に沿いにくくサイドに大きなシワが入り、極薄のものは扱いにくく、細かいシワが入ってしまいました。
もちのよさ:ネイルシールを貼った直後・3・5・7日後の状態を観察したところ、マニキュア成分タイプは若干縮んで爪先が見えるものの、剥がれはなく、きれいなままでした。
普通のシールタイプは3日後にシールが浮いてくる感じとなり、先端から徐々に剥がれ、7日間はもちませんでした。


もちのよさ

今回の結果から、ネイルシールのマニキュア成分タイプは従来のネイルカラーよりも手軽かつキレイに仕上げることができ、経時でも状態の変化が少ないことを確認できました。
また、普通のシールタイプでもトップコートを上から重ねると格段にもちがよくなりましたので、仕上げにトップコートでカバーすることをおすすめします。
ネイルシールは柄のバリエーションも豊富にあります。自分の好みにあったものをいくつか選んで楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

(2014.01.17)

産経新聞掲載記事『比べる×調べる』
美容科学研究室