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明治安田生命
「米ドル建・一時払養老保険」

2019.01.07

最新記事高い貯蓄性で人生100年時代の資産形成

 海外の研究では、2007年に生まれた日本の子供の半数が107歳より長く生きるというデータがあり、少子高齢化への対応が急務だ。今回の「これは優れモノ」は人生100年時代に備える保険商品を取材した。

明治安田生命

外貨建てで高利回り実現

 「シンプルで分かりやすい保険でお客さまの資産形成ニーズにお応えするというのが、商品開発の基本コンセプトでした」と話すのは、明治安田生命保険商品部商品開発グループの秋山真(しん)亮(すけ)さん(31)。
   生命保険と聞いて思い浮かぶのは、万一の場合の死亡保険や病気・ケガに備える医療保険などリスク想定型の保険だが、将来にむけて資産形成ができる貯蓄性の高い保険もある。その代表例として、支払った保険料をもとに将来年金が受け取れる年金保険や保障期間中に死亡した場合には死亡保険金が支払われ、無事生存した場合には満期保険金が支払われる養老保険が挙げられる。その他にも、一生涯の死亡保障が得られる終身保険もじつは貯蓄性が高い。
   人生100年時代を見据えて、老後の資金への関心が高まり、貯蓄型の保険は資産形成の手段のひとつとして注目されている。しかし、長引く低金利環境で金融商品の利回りは軒並み低下し、これらの保険も例外ではない。そこで目をつけたのが外貨建保険だ。日本よりも金利の高い外国債等で運用することで、高い利回りを実現できるため、円建ての商品に代わりここ数年生命保険会社各社で取り扱いが拡大している。
 

広い年齢層のニーズに対応

 加入から満期までの期間は10年間で、保険料は100万円から(10万円単位)。死亡保険金額や満期保険金額は契約時に米ドル建てで確定し、一括で支払う。外貨建て保険の発売にあたり、契約者専用WEBサイト(MYほけんページ)やコミュニケーションセンターを通じて、その日の為替レートでの手続きを可能とするなど顧客の利便性も向上させた。
 そのノウハウを生かし、同社は次の外貨建て保険として2019年2月に「つみたてドル建終身」の発売を予定している。 「この商品の発売により、幅広い年齢層の多様な資産形成ニーズに応えることができるようになります」。秋山さんはそう話し、商品の出来栄えに自信をのぞかせた。

interview明治安田生命保険
商品部商品開発グループ 秋山真亮氏

リスクを極力軽減しつつ魅力的な受取率実現

商品開発の背景は

 養老保険は昔から、シンプルで資産運用にも優れた保険商品として多くの人に利用されてきた。しかし昨今の低金利が続く中で、運用利回りの点で魅力度が低下していた。堅実な運用を望む顧客にとって、預けた資金が将来幾らになって戻ってくるかが、契約時にわかるのは大事なポイントだ。そうした養老保険のいい部分を生かし、利回りの低さを円ではなく、米ドルで運用することで補おうということで開発した。

元本割れのリスクは

 本商品の加入後に市場金利が変動した場合のリスクは、当社が負担する。ただし、米ドルでの運用のため、満期保険金を日本円で受ける場合には、為替レートの影響で損失が生じることもありうる。為替レートによる損失が生じそうな場合、満期後もそのまま最長で10年間据え置くこともできるので、顧客自身が為替レートをチェックして、タイミングの良い時に受け取ることが可能だ。この商品は、営業職員(MYライフプランアドバイザー)が対面でリスクを含めた商品特性を十分説明し、ご納得いただいた上で販売している。50代以上の方からのお申し込みが多い。

2月に「つみたてドル建終身」を発売する

 毎回一定額を円で支払い、米ドルに換算して積み立てるタイプの終身保険。保険料の支払期間が10年から30年まで選択できるため、短期から長期までそれぞれの目的にあわせた資産形成が可能。支払期間が終了後は、一生涯の死亡保障が準備でき、途中解約して自分で受け取ることもできる。米ドル建・一時払養老保険同様に、リスクを極力軽減しながら、魅力的な受取率を実現している。1口5,000円から加入でき、マイホームの購入資金やお子さまの教育資金、老後資金の準備等、幅広くご活用いただけると考えている。

フジサンケイ ビジネスアイ掲載記事・これは優れモノ