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ハウスウェルネスフーズ
「PERFECT VITAMIN 1日分のビタミン」

2017.08.26

最新記事飽きのこない3世代のニーズ満たす一品

 近年の夏の天気予報では、最高気温が35度以上となる猛暑日という言葉を聞かない日がなくなった。高温で湿度の高いこの時期は、体力が消耗するうえ、食欲も減退するので、栄養素不足で夏バテに陥るケースもある。今回の「これは優れモノ」は、1日分のビタミンを手軽にとれるドリンクを取材した。

PERFECT VITAMIN

7割「摂取できていない」

 「ビタミンの重要性は分かっていても、どれを、どのくらい摂ればいいか分からない人が多いです」と話すのは、ハウスウェルネスフーズビタミン事業開発部の片倉一樹さん(43)。片倉さんは、入社以来健康食品の開発に携わってきた。
 ビタミンは、体の調子を整えるのに必要な栄養素で13種類ある。水に溶ける水溶性のものと水に溶けず油に溶ける脂溶性のものに大きく分けられる。
 水溶性のものは、尿などに排出されやすく、体の中に溜めておくことができない。このため、必要量を毎日摂取する必要がある。一方、脂溶性のものは体内に残りやすいので、極端な摂取は過剰症になる恐れがあると言われている。
 「ビタミン摂取には、バランスのとれた食事が重要ですが、不規則な生活を送る現代人には高いハードルです」(片倉さん)
 厚生労働省の推進する国民健康づくり運動では、ビタミンなどの供給源として1日に350グラムの野菜摂取を推奨している。かぼちゃの煮物一皿や青菜のお浸しの小鉢で、それぞれ70グラムだから、これらを5品取る必要がある。朝食は取らず、昼・夜は外食という人にとって、これはなかなか難しいかもしれない。
 「ビタミン摂取が出来ていないと自覚している人は7割近くに上りました」と片倉さんは、同社が今年2月に1600人の男女を対象に実施したビタミンに関する全国意識調査の結果を説明する。
 ビタミン摂取が十分でないと感じている一方で、バランスの悪い食事を改善したいと思っている人は2割ほどにとどまった。また、ビタミンの名前は知っていても、その働きなどを知っている人は、ほとんどいなかったという。片倉さんは「食事に関しては、栄養よりも味やおいしさを求める人が多い」と話し、手軽に健康的な生活をサポートできる食品の必要性を訴えた。

おやつ代わりに

 同社ではこれまで、ビタミンC1000mgの他、数種のビタミンを配合したC1000シリーズを出しているが、これとは別ブランドとして、今年3月から「PERFECT VITAMIN 1日分のビタミン」をリニューアルした。C1000シリーズでは、女性の美容と元気を意識しているが、本品では13種の全ビタミンでカラダの調子を整えるとして、20~40代の働く男女をターゲットにしている。「休憩時におやつやドリンク代わりに飲んでもらいたいとPRしています」(片倉さん)。
 認知度向上のために120社の職場にサンプルを配布したほか、東京駅八重洲口などでイベントなども実施した。
 「徐々に指名買いのお客様も増えてきました」と片倉さんは確かな手ごたえを感じている。

interviewハウスウェルネスフーズ ビタミン事業開発部 片倉一樹 氏

必要なビタミン13種を一度に摂れる

商品開発のいきさつは

 弊社の前身である武田食品工業では、1958年にビタミンPとビタミンCを配合した飲料「プラッシー」を発売した。家庭で手軽に飲めるビタミンC飲料の先駆けだった。以来、ビタミンにこだわった商品作りをしてきて、90年にはC1000ブランドを立ち上げた。ビタミンC=美容・元気というイメージに対して、健康維持に必要なビタミン13種類を一度に取れる商品を開発・販売することとした。

開発は短期間で

 1年ほど時間をかけた。これまでのビタミンに関する知見を活かしたことが商品化につながった。ビタミンには、水溶性のものと脂溶性のものがある。全13種類を1日の必要量、おいしく配合するには、独自のノウハウも要求される。ふつう、4種類程度のビタミンを配合すればマルチビタミンと訴求できるが、本品のように13種類のビタミンをすべて配合したドリンクタイプのものは、マーケットでは数少なく、認知度向上に努めていきたい。

健康食品の大きなトレンドは

 美容をサポートするような栄養を補助する食品と、無糖のお茶など日々の生活の中で健康的にとる食品とに分けられる。普段の食生活の中で美味しく、必要な栄養素を取りたいという消費者が増えているのではないか。弊社は、食品会社であるので、独自の経験をもとに美味しくて、健康的な生活をサポートする商品づくりをさらに強化していく。

どんなシーンで飲むのか

特に、限定はしていない。休憩時間のおやつや昼食時のお弁当と一緒に飲んでもいい。人工甘味料は不使用で、味は果実や野菜らしいおいしさにこだわっている。ドリンクのほか、ゼリータイプや通販限定で粒タイプも販売している。特に、ゼリータイプは、食事やデザート代わりに購入する人も多い。サンプリングのイベントでは、栄養への関心が高かったのは女性だったが、健康が気になる男性にも訴求していきたい

フジサンケイ ビジネスアイ掲載記事・これは優れモノ



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