ビューティーちょっとアドバイス
VOL.23 シアバターって? <2008.12.09 毎週火曜更新>

シアバター入りニベアボディクリーミィミルクが発売され、日本でもロクシタン(フランス)の人気で、俄かに『シアバター』という言葉をよく耳にするようになりました。

シアバターは西アフリカでは食品として利用されている油脂で、化粧品としては紫外線予防、乾燥予防のために、そのまま肌に塗布して使用されています。

シアバターの油脂としての特徴は、不けん化物を多く含んでいるということ。不けん化物はトリテルペンアルコールの桂皮酸エステルが主成分で、植物性ステロール類、トコフェノールも含まれています。トリテルペンアルコールの桂皮酸エステル類は紫外線吸収作用と血行促進作用を有するといわれています。また、シアバターの不けん化物に含まれる植物性ステロールは、食品では血中コレステロールを下げるといわれ、トコフェノール(ビタミンE)は血行促進効果が認められ、医薬部外品のハンドクリームには有効成分として配合されています。

シアバターはトリテルペンアルコールの桂皮酸エステルとトコフェノールの両成分の効果で血行を促進すると考えられますから、保湿の目的でシアバター入りボディークリームやハンドクリーム、リップバームを塗布するだけでなく、マッサージを丁寧にやることで、血行促進もはかれ、肌状態を健やかに保てます。

 
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美容科学研究室
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  化粧品、美容器具などの商品評価やスキンケア・ヘアケアなど広範囲の美容科学一般を研究しています。使用テスト、官能評価、各種機器測定やビデオ映像解析、衛生試験などいろいろな研究方法を使って化粧品、トイレタリー用品、ドライヤー、シェーバーなど理美容器具の商品評価と改善提案、新製品の商品企画提案、取扱説明書の作成などを行います。  
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