ビューティーちょっとアドバイス
VOL.165 メンズよ!ニオイケアに目覚めよう!(3) <2020.1.21 更新>
〜ニオイケア総集編〜
ニオイケアを 生活習慣にしよう!


 心地よい香りは心を穏やかにしたり、コミニュケーションをより良くしてくれたりします。一方で、スメルハラスメントという言葉も周知されるようになり、周りの人に不快な思いをさせてしまうニオイが取り上げられることが増えました。そこで、今回は、ニオイケアをまとめます。

 周りの人が不快に感じることが多いニオイを今一度チェックしてみましょう。


図表:様々なニオイと対策のまとめ

 汗臭についてはコラム(VOL160)、口臭と疲労臭については前回のコラム(VOL164)をご覧ください。


 ミドル脂臭と呼ばれるニオイは、30代半ばから強くなることが多いニオイです。原因成分は、「ジアセチル」といいます。汗中の乳酸が皮膚常在菌に代謝、分解されることで発生するもので、このジアセチルと皮脂臭が混ざり、使い古しの油のような不快な臭いが後頭部やうなじを中心に発生します *1)。丁寧なシャンプー、頭皮ケアを習慣化しましょう。


 加齢臭と呼ばれるニオイは、「ノネナール」という成分が原因です。年齢を重ねるとともに増加するパルミトオレイン酸(脂肪酸)が、過酸化脂質や皮膚常在菌によって酸化、分解されることでノネナールを発生します *2)。脂臭くて青臭いニオイで、40代以降に増えてきます。普段は、デオドラント剤 *3)を使用したり、ウエットタオルなどで汗や皮脂を小まめにふき取ることを心掛けましょう。ニオイの原因物質は衣類にも残るので、こまめな洗濯や、クリーニングもおすすめです。


イラスト:消臭機能が付加された衣類の洗剤や柔軟剤などがあります

 昨今は、心地よい香りの制汗、デオドラント剤、あるいは消臭機能が付加された衣類の洗剤や柔軟剤などがありますので、試してはいかがでしょうか。


 まとめてみると、不快に感じるニオイには様々な原因があるものの、男性に限らず、誰にでもありうることがわかります。日常生活では、食後はうがいや歯磨きですっきり口臭予防、夜には、シャンプーや入浴で、汗や皮脂汚れを落とし、湯船に浸かって毎日の疲れを癒す、こんな普通の生活習慣がそのままニオイケアにつながります。


 ニオイケアを生活習慣の中に取り入れましょう。


イラスト:シャンプーをしているところ

*1)マンダムHP:男の体臭を科学する・男のにおい総研
*2)資生堂HP:知って、なるほど化粧品どう防ぐ?加齢臭対策
*3)制汗剤:制汗成分で汗を抑えたり、殺菌成分を配合してニオイの発生を抑えるもの、スティックやロールオンタイプが多い(VOL160参考)。
*4)デオドラント剤:殺菌成分を配合してニオイの発生を抑えたり、心地よい香りなどで不快なニオイをカバーするもの。制汗成分も配合した制汗デオドラント剤も。パウダースプレーが多い(VOL160参考)
*5)ボディシート(ウエットタオル):汗や皮脂汚れをふきとるだけでなく、殺菌成分や、メントールなどのスッキリする香り成分など配合している。不織布の使い捨てシートで、携帯にも便利(VOL160参考)

 
エフシージー総合研究所 美容・健康部門   詳しくはこちら
 
美容科学研究室
美容・健康部門
  化粧品、美容器具などの商品評価やスキンケア・ヘアケアなど広範囲の美容科学一般を研究しています。使用テスト、官能評価、皮膚計測、ビデオ映像解析、衛生試験などいろいろな研究方法を使って化粧品、トイレタリー用品、ドライヤー、シェーバーなど理美容器具の商品評価と改善提案、新製品の商品企画提案、取扱説明書の作成などを行います。  
詳しくはこちら
  今週のファッションちょっとアドバイス   最新トレンド情報をコラム記事でご紹介。
 
 
home Copyright 1997-2008,FCG Reserch Institute,Inc. No reproduction or republication without written permission