食品料理研究室
2004年度の企画概要
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新聞掲載用レシピ制作『阿木燿子の ほんのりきぶん』
ライブビストロも経営する女優・作詞家の阿木燿子さんが、お得意の酒の肴を教えてくれました。お酒にまつわる楽しいエピソードもお楽しみに。
新聞掲載用レシピ制作
 
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意外な食べ方にチャレンジ

 昨今の居酒屋の質の向上には目を見張るものがある。メニューも豊富で、内装もおしゃれになった。
 ある週刊誌にこんな記事が載っていた。居酒屋が、日本のサラリーマンの食生活の基盤になっているというのだ。サラリーマンたちは昼食は蕎麦(そば)屋や中華料理屋で麺(めん)類を流し込み、足りない栄養素を夜、居酒屋で補っているケースが多いという。
 記事は、この国に居酒屋がなければ、多くのサラリーマンが栄養バランスをくずし、生活習慣病がさらに増えるだろう、と締めくくっていた。
 確かに外で野菜や海草類をたっぷりとるのなら、居酒屋はもってこいだ。
 かく言う私も、この手の店にはよく行く。席につくと、前後左右から聞こえてくる、他人様の話に耳をそば立てる。
 それで思うのは、人は噂(うわさ)話が好きだということだ。上司や同僚の悪口、芸能人のゴシップetc。チゲ鍋などをつつきながら、話に花が咲いている様子が伺える。居酒屋は庶民のストレス解消の場でもあるのだ。
 一昔前は居酒屋というと男性専科のイメージが強かった。しかし、最近は女性だけのグループも珍しくない。
 とくに女性にとって嬉(うれ)しいのは、お豆腐を専門に扱う店が増えたことだ。お豆腐はそれ自体、味が薄いので、グラタンにしたりサラダに入れたりと、いろいろアレンジができる。
 またお豆腐の親戚(しんせき)である湯葉(ゆば)や厚揚げや油揚げなども、店によって工夫が凝らされ、えッ、こんな食べ方があったのか、と驚かされることも少なくない。
 そこで私もチャレンジ。お味噌(みそ)汁の具で親しみ深い油揚げを、ゴージャスな一品に変身させられないものか。箸を付けた途端、うそー、これが油揚げ!? と言わせるような食べ方はないものか。
 自己採点は八十点。ちょっと点が甘いでしょうか。(文・調理 あき・ようこ=作詞家)

焼きおあげ

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