食品料理研究室
2004年度の企画概要
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新聞掲載用レシピ制作『阿木燿子の ほんのりきぶん』
ライブビストロも経営する女優・作詞家の阿木燿子さんが、お得意の酒の肴を教えてくれました。お酒にまつわる楽しいエピソードもお楽しみに。
新聞掲載用レシピ制作
 
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体に優しい“ムード派”の肴

 大雑把(ざっぱ)に分類して、酒好きには二つのタイプがあると思う。それはお酒自体を愛する正当派と、雰囲気を楽しむムード派だ。
 私は明らかに後者である。一緒に飲む仲間や、ちょっと気の利いたつまみなどを必要とする。
 私の知っている限りの、“正当派酒飲み”は痩せている。それもかなり。彼等はお酒一本やりで、ほとんど食べない。同席した折にさり気なく観察すると、箸を持つ時間が極端に短い。
 知人のワイン通にもこのタイプの男性がいて、彼の場合はピスタチオさえあれば、後は何も要らないという風だ。毎日、ワインを一本は空ける酒豪だが、見た目はスリムで、中年太りとは無縁だ。
 それに反し、ムード派の私は、飲む時はよく食べる。口に何か入れないと悪酔いしそうな気がして、飲んでいる間中、食べ続けている。
 だから太る。一週間も、外で会食が続くと、すぐ一、二キロはオーバーする。会食は夜が多いので、酔って帰った後、化粧も落とさずに寝てしまうのがいけないのだろう。
 そんなことで、私のおつまみ作りは低カロリーで、体に優しいものがテーマになる。そのためになるべく野菜を多用し、肉や魚と組み合わせ、ボリュームアップを図るようにしている。
 これもそんな一品。お寿司で食べるネギトロを、チコリの葉に乗せたらどうだろう。チコリの苦さと相まって、きっと美味しいに違いない。加えてタラモも合うかも。そんな思い付きで試してみたら、結構イケる。
 試作品を口に運びながら、私はニンマリ。そして新たな決意が生まれる。うーん、バリバリ食べて、ガンガン飲んで、グングン痩せるぞ。チコリの葉のバリバリ感が、私にそんな妄想を抱かせたようだ。それって、やはり無理でしょうね。(文・調理 あき・ようこ=作詞家)

タラモチコリとネギトロチコリ

※こちらの原稿はサンプルとして掲載しております。この原稿を無断で雑誌等に転載することは禁じられております。使用を御希望される方は当研究所までご連絡ください。

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