| |
6/2
適温で焼いて滑らかな食感
薄くしなやかに“絹のような”状態に焼き上げるクレープは、中世フランスのブルターニュ地方が発祥の地といわれている。
当時はもっぱらソバ粉を主材料にし、パンの代わりとして食べられていたようだ。その後、ソースや具を取り合わせてメーンディッシュにしたり、今回のように砂糖やフルーツを使ってデザートにするなど、多くのバリエーションが生まれた。
クレープはしっとり、滑らかな食感が持ち味。とかく破れたり、ちぎれたりの無残な形になりがちだが、きれいに焼く方法を、辻調グループ校の製菓担当、大熊恵さんに教えてもらった。
「フッ素樹脂加工のフライパンが扱いやすいのですが、大事なのは適温に熱してから焼くこと。生地を少量落としてみて、チュン! と音がするようになったら焼き始めます。温度は低すぎるときれいな焼き目がつかず、熱すぎると口当たりが悪くなります」
均一に薄く仕上げるには、フライパンに生地を多めに入れてぐるりと回し、余った生地をボウルに戻して焼いてもいい。戻した生地は筋になって残るが、後でカットできるので、慣れないうちはこの方法もお勧めだ。(新海幸子)
クレープ
※こちらの原稿はサンプルとして掲載しております。この原稿を無断で雑誌等に転載することは禁じられております。使用を御希望される方は当研究所までご連絡ください。
|
|