【主催】:社団法人 繊維学会
【協賛】:日本衣料管理協会、日本化学会、日本家政学会、日本繊維機械学会、日本繊維製品消費科学学会、日本ボディファッション協会、人間生活工学研究センター
【日時】:2009年5月14日(木)10:00〜17:00
【場所】:東京工業大学大岡山キャンパス 本館4階工学系第一会議室
「美と健康を創る繊維・材料」講演会
― 消費者のハートをつかむものづくりのために −
【基調講演】:菅沼 薫 エフシージー総合研究所 取締役 暮らしの科学部長
「美しさを演出する、魅力ある製品をつくるには」
― 大衆の気分を読み、世界観を創出する −
【概要】
技術者・研究者として必要な資質は、最終商品をイメージできることである。何をつくり、何を研究しているのか自身が認識していないと、商品は出来上がらないし、大衆に伝わらない。技術者・研究者も、大衆が何を欲し、何がしたいか読み取れなくてはいけない。ただし迎合するのではなく、半歩先を行く姿勢が必要だ。商品に広がる新しい世界観をつくり、魅力的なもの文化へ導くことだ。
魅力ある製品とは、「納得できる理論」「納得できる訴求」「納得できる感触」「実感できる効果」「実感できるサービス」「実感できる世界観」を持つものであり、それを実現するためには、等身大の感覚を持ち、半歩先の大衆の気分を読み取ることである。
大衆の気分には周期性があり、現在はアナログ気分*真っ盛りだが、半歩先には別の世界が広がっている。
*黒川伊保子、岡田耕一:「なぜ、人は7年で飽きるのか」中経出版、2007
他に、昭和女子大学の森高初恵先生、資生堂の中村綾野さん、奈良県立医科大学の大崎茂芳先生、同じく熊井司先生、ワコールの清家望さんの講演が行なわれた。
|