フジテレビ商品研究所

空気清浄機の性能試験

 JEM1467「PM2.5に対する除去性能評価試験」を
 始めました

PM2.5に対する除去性能試験

PM2.5専用のデジタル粉じん計

PM2.5とは、大気中に漂う粒子径2.5μm(1μm=0.001mm)以下の小さな粒子のことです。たばこの煙の粒子径には0.1〜2.5μmの粒子が含まれているので、本試験においても粉じん源としてたばこを使用します。
集じん試験と同様の試験方法ですが、0.1〜2.5μmの範囲の微粒子の質量濃度が測定できるPM2.5専用のデジタル粉じん計を測定器として使用します。
約8畳を90分以内で99%除去できることが判定の目安となっています。

空気清浄機といえば、花粉の季節に一番活躍するものと思われがちですが、生活科学研究室では春先だけでなく、年間を通してたくさんの試験依頼をいただいております。この試験は、日本電機工業会の規格に基づいて行うものです。

空気清浄機の試験とは

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空気清浄機の試験は、一般社団法人日本電機工業会の制定した日本電機工業会規格「家庭用空気清浄機」(JEM1467)に準拠して行っています。そこで定められた性能試験には、「集じん性能試験」と「脱臭性能試験」、「微小粒子状物質(PM2.5)に対する除去性能評価試験」があります。当研究室では、この3つの試験を行っています。

その1: 集じん性能試験

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集じん性能試験は、密閉された約6畳の試験室で行っています。家庭の中の粉じんは、タバコの煙や調理の際に出る油煙、布団のほこりなど様々ですが、ここでは発生量が多いタバコの煙を使って試験しています。 粉じんの濃度を測定するのは、デジタル粉じん計。密閉された部屋の中で、自動的にタバコを吸う「タバコ吸煙器」を用いて、5本のタバコを燃焼させます。燃焼が終わったら、空気清浄機の運転を開始し、粉じん濃度の減衰の度合をみます。この減衰曲線から、集じん能力を算出しています。

その2: 脱臭性能試験

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脱臭性能試験でも、タバコを使用します。家庭内の臭いは、ペットや人間、タバコ、トイレ臭など様々ですが、代表的なものとして発生量の多いと考えられるタバコで試験を行っています。

この試験では、1m×1m×1mの測定ボックスを使います。その中で、集じん性能試験の時と同様に、自動的にタバコを吸うタバコ吸煙器を用いて、タバコを5本燃焼させます。タバコには、いろいろな臭気成分が含まれていますが、検知管で測定可能な臭気成分、アンモニア、アセトアルデヒド、酢酸の3種類を測定しています。

タバコの燃焼が終わったら、3種類の物質について初期濃度を測定し、空気清浄機を30分運転。その後の濃度を測定します。そして、臭気成分がどれだけ除去できたのかを算出しています。

日本電機工業会の規格に基づいて

空気清浄機の性能試験は、日本電機工業会の規格に基づいて行っております。詳しくは日本電機工業会の規格をご覧ください。
その他の規格試験については「規格試験」(JIS規格試験)のページをご覧ください。

外国語版の試験報告書の発行

専門的な用語も適切な外国語に翻訳し、そのまま海外のクライアント様に提出できる試験報告書を作成します。
空気清浄機の試験報告書以外でも対応可能です。

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