環境調査
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修復は除菌処置から複雑な修復処置まで、専門の修復士が行います。 経年劣化や人的損傷、災害など美術品や文化財が何らかの損傷を受ける可能性は常にあります。中でも生物による被害は放置すれば早いスピードで進行するため、作品に生物被害が生じたら速やかに殺菌や殺虫等の処置を施すことが必要です。修復処置だけでなく損傷の原因を探り、保管方法、取り扱い方も修復士がアドバイスいたします。

作品状態調査

除菌処置を施すために必要な調査です。
調査シートの項目に沿って調査し報告書をご提出いたします。
調査シートには株式会社シー・アール・エスによる作品状態調査結果と保存対策が記載してあり、今後の保存管理のための資料としてご活用いただけます。

具体的には以下のようなものが載っています。
・作品の技法・寸法・付属品の記載
・作品の組成
・損傷状態
・写真調査記録
・保存対策の記載 など
PDF 調査シートのサンプル(PDF:262KB)  料金体系のご案内はこちら

作品状態調査

除菌処置

カビなどの微生物による損傷を受けてしまった作品に行う処置です。
作品調査と写真記録撮影後、クリーニングできる保存状態と判断された作品が対象になります。
実際の処置ではカビの繁殖の原因となる汚損をドライクリーニングで取り除きます。多くの作品の裏面側や額縁などには埃などの堆積が見られ、これらがカビの温床となっています。除去時にカビの菌を排出しない専用の除菌クリーナーと専用の道具を用いてクリーニングしていきます。
画面側は作品に損傷を与えないように除菌した道具でのドライクリーニングを行います。
更に溶剤テストの結果をみて作品に合った配合の除菌・殺菌剤でクリーニングを施します。
処置後は写真記録撮影を行い、調査及び処置の報告書を作成いたします。 料金体系のご案内はこちら

除菌処置

作品にカビが生えてしまったが、他の劣化や損傷はないだろうか。カビを作品から取り除いてほしい。除菌処置はお金がかかりそうだが、一度試してみたい。などのご要望にお応えします。まずはお試しプランでプロの修復士による作品修復をご体験下さい。(当プランは1作品のみ対象となります) 詳しいプランの流れはこちら

スタッフのご紹介

上野 淑美(修復アドバイザー) プロフィール

大学では現代美術のコースを卒業後、イタリアに渡りU.I.A(国際修復大学・フィレンツェ)の修復コースに在籍しヨーロッパ古典絵画の修復やフレスコ画の修復技術を学ぶ。卒業後、東京の絵画修復工房に所属していたがその後、日伊共同プロジェクトである修復学院で10年間修復科主任講師を勤め、この間イタリア本校の教授陣とも交流を深めた。これらの経験から、古典絵画から近~現代絵画まで幅広い修復経験を持つ。
修復学院では美観修復の指導を担当していたが、特に絵画のクリーニングにおけるドライクリーニング・ウェットクリーニング(ジェルやニュートラルクリームの洗浄や酵素洗浄)などの各種洗浄剤については現在でも研究課題として取り組んでいる。
2009年に株式会社シー・アール・エス(Conservation&Restoration Studio of ART)設立。  さらに詳しい経歴などはこちら


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