オープンセミナー開催レポート
緊急時の記者発表、おわび広告、事前防止を考える
【フジサンケイ広報フォーラム セミナー報告】

 3月27日(火)、日本記者クラブ(東京・内幸町の日本プレスセンタービル)で、広報セミナー「緊急時の記者発表、おわび広告、事前防止を考える」を開いた。講師には山見インテグレーター代表取締役(バリューインテグレーター)の山見博康氏、産経新聞の鶴田東洋彦編集局次長兼経済部長と広報紙アドバイザーの芝沼隆一氏ら3人。全国から69人(企業・団体)の広報担当者が参加した。

 最初に山見氏は、「不祥事対応と広報の本質的役割」をテーマに講演。企業とメディアとの関係、危機にいかに対応するか、広報の役割・意義から広報担当者に必要な資質などについて具体的に説明した。とくに不祥事が起きてからの“5つの直”がキーワードとなり、会社の透明性、情報開示姿勢が常日頃からないといけないことを強調した。

 芝沼氏からは、「おわび広告」の具体的な作り方について説明した。実際にこれまで掲載された「おわび広告」を例にあげ、知らせるべき消費者にとって、最も親切な原稿とは何か―また、産経新聞元整理部長の視点から、「おわび広告」の文章の書き方、写真の扱い方、見出しのつけ方などについて紹介した。

 鶴田氏からは、「緊急時の記者会見で、やってはいけないこと」をテーマに、過去、行われた企業不祥事の記者会見を例にあげて、マスコミの立場からアドバイスした。緊急記者会見の基本は「逃げるな、隠すな、ウソをつくな」が原則であると語った。

セミナー終了後の懇親会では、3人の講師と参加者との活発な意見交換が行われた。
緊急時の記者発表、おわび広告、事前防止を考える


――以下参考用に3月のセミナーの御案内を全文掲載しています――――
 フジサンケイグループの一員であるエフシージー総合研究所は、3月に広報セミナー《 緊急時の記者発表、おわび広告、事前防止を考える》を開催します。
 今年に入ってからも、データねつ造、異物混入、整備不良によるリコール、消費期限 切れによる製品の回収―など、企業による不祥事が後を絶ちません。
 このセミナーでは、不祥事を起こさないために日ごろから何が必要か、また起きてし まってからの広報対応などについて学びます。
 まず、企業広報の専門家から、企業の不祥事を防ぐために何が必要か、そして広報担 当者に求められる役割についてお話しいただきます。
 引き続き、事件・事故が発生した際の誠意が伝わる「おわび広告」の書き方、唯一の 謝罪の機会である記者会見での注意事項などをアドバイスします。
 最後に、3人の講師によるパネルディスカッションを行います。
 ぜひ、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
【テーマ】 「緊急時の記者発表、おわび広告、事前防止を考える」
【と き】 2007(平成19)年3月27日(火)13:00〜17:30
(17:30〜18:30は名刺交換を兼ねた懇親会)
【ところ】 日本記者クラブ・10FホールAmap
東京都千代田区内幸町2−2−1 日本プレスセンタービル

TEL 03-3503-2721(代表)
【プログラム】
13:00〜
14:00
「不祥事対応と広報の本質的役割」

_山見インテグレーター(株) 代表取締役
_バリューインテグレーター______山見博康氏
14:00〜
15:00
「おわび広告のあり方と作成のポイント」

_広報紙アドバイザー_________芝沼隆一氏
15:00〜15:10 コーヒーブレイク
15:10〜
16:10
「緊急時の記者会見―これだけはやってはいけない」

_産経新聞編集局次長兼経済部長____鶴田東洋彦氏
16:10〜
17:30
パネルディスカッション「緊急時の記者発表、おわび広告、事前防止を考える」

_山見インテグレーター(株) 代表取締役
 バリューインテグレーター______山見博康氏
_広報紙アドバイザー_________芝沼隆一氏
_産経新聞編集局次長兼経済部長____鶴田東洋彦氏

【進 行】
_エフシージー総合研究所情報調査部長_山本ヒロ子
17:30〜18:30 講師を交えた名刺交換を兼ねた懇親会

【受講料】 一般=18,000円
フジサンケイ広報フォーラム会員=15,000円(各税込み、懇親会費込む)
【講師プロフィル】

■山見博康(やまみ・ひろやす)氏
山見インテグレーター(株)代表取締役 バリューインテグレーター
1968年九州大学経済学部卒業。神戸製鋼所入社。人事部、鉄鋼事業部、カタール駐在などを経て、79年から一貫して広報を担当。85年日豪政府協力「褐炭液化事業」に従事し、メルボルン駐在、日豪マスコミに対応。91年広報部長。94年デュッセルドルフ事務所長として日欧マスコミにも対応。97年スーパーカー商業化ベンチャー企業・経営コンサルティング会社に出向。2002年独立。著書には『広報の達人になる法』『絵解き広報活動のすべて』『山見式PR法』など。


芝沼隆一(しばぬま・りゅういち)氏
広報紙アドバイザー
1963年、産経新聞入社。編集局整理部、夕刊フジ整理部、企画部などを経て、TV ウイークリー編成部長、編集局整理部長、盛岡支局長、産経新聞ニュースサービス取 締役。おもに新聞づくりの現場を歩む。03年、エフシージー総合研究所編集委員とし て広報セミナー講師。06年7月からフリーの広報紙アドバイザー。日本経団連推薦社 内報審査委員。共著に「新聞整理の研究」(日本新聞協会)。


■鶴田東洋彦(つるた・とよひこ)氏
産経新聞編集局次長兼経済部長
1979年立教大学経済部卒業。日刊工業新聞社を経て、96年産経新聞社入社。経済部配属。財界担当、民間総キャップ、カブトクラブ・証券担当キャップ、東京本社経済部次長、大阪本社経済部次長、2001年8月東京本社経済部次長。03年7月大阪本社経済部長。05年7月から現職。


山本ヒロ子(やまもと・ひろこ)
(株)エフシージー総合研究所 情報調査部長
1973年早稲田大学卒、産経新聞メディックス入社。91年エフシージー総合研究所に移籍。フジサンケイ広報フォーラムの責任者。広報に関するコンサルティング業務も担当。


「オープンセミナー」とは
 当研究所では、広報活動に関するさまざまなセミナーを開催しています。セミナーのテーマは、危機管理からニュースリリースづくりなど、幅広く展開。主なものに「事件と広報」「製品回収事件と広報」「インターネットのリスク管理」「新任広報マン夏期講座」「何がニュースになるか」「戦力としての広報ウーマン」「読まれる社内報づくり講座」などがあります。


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