月例会開催レポート

『好かれる広報マン』と『嫌われる広報マン』
プレジデント編集長 長坂嘉昭氏を迎えて

 フジサンケイ広報フォーラム3月の月例会は、『プレジデント』編集長の長坂嘉昭(ながさか・よしあき)氏を講師に迎え、「『好かれる広報マン』と『嫌われる広報マン』をテーマに開催しました。

―講演要旨は次の通り―
長坂 嘉昭 氏
『プレジデント』編集長
長坂 嘉昭 氏

 『プレジデント』は、「仕事の問題解決マガジン」を標ぼうしている。経営者の考え方、経験を読者に紹介し、仕事の問題や悩みを解決する糸口にしてもらおうというものだ。もう一つのコンセプトは「人が人に学ぶ人間雑誌」。うまく仕事をこなしている人のライフスタイルや仕事の進め方を例示し、読者の仕事にも生かしてもらうことを狙いとしている。編集部では、常にビジネスにかかわる人と裏側のドラマを探している。自分の会社はたいしたことはないという方もいるが、取材してみると興味深い人がいたり、ドラマがあったりする。ぜひ編集部に積極的にアプローチしてもらいたいと思う。

 雑誌・出版業界は、これまで経験したことのない泥沼の不況にある。各社の伝統ある看板雑誌も、次々と廃刊・休刊に至っている。2009年に月刊誌・週刊誌合計で34億3800万冊の発行部数、1兆864億円の売上高を記録しているが、どちらも前年割れだ。総広告費も、5兆9200億円と前年比88%にとどまる。一方で、インターネット広告は7069億円と、はじめて新聞の広告費を超した。

 こうしたなかで、各出版社は紙からデジタルにシフトし、ネットでの有料化を目指している。雑誌や書籍を電子端末で読める時代を迎え、当社としても新たなビジネスモデルを築き、ビジネス拡大に努めていくつもりだ。

 取材を通じて、トラブルになるケースもままある。ちょっとした記事の間違いや内容が気に入らないということで、尋常ではないクレームをつけてきたり、訴訟を起こしたりと、常識を疑うような行為に出る企業も見かける。取材でのトラブルは避けたいが、起きた場合にその企業の力量が分かる。一方で、自社にとってプラスにはならないことでも、積極的に応じてくれる企業や広報の方も多い。広報の方は、社内にばかり目線を向けることなく、客観的な目線で取材に対応していただき、取材する側との信頼関係を構築してもらいたいと考えている。

――以下参考用に3月の月例会の御案内の内容を掲載しています――
【3月・月例会のご案内】
『好かれる広報マン』と『嫌われる広報マン』 プレジデント編集長 長坂嘉昭氏を迎えて


 平素は、エフシージー総合研究所の活動に格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。厚くお礼申し上げます。

 さて、「フジサンケイ広報フォーラム」の3月・月例会は、 経済誌『プレジデント』編集長の長坂嘉昭氏を講師にお招きし、「『好かれる広報マン』と『嫌われる広報マン』」をテーマにお話をいただきます。

 『プレジデント』は日本初の海外提携誌として1963年に創刊、現在、月2回刊行されています。他誌とは一線を画し、ビジネスに携わる人のスキルや考え方など、人にフォーカスした経済誌としてグローバルな視点からの取材・解説が大きな特徴です。

 長坂編集長には、冒頭のテーマの他にも、『プレジデント』の取材態勢や雑誌ビジネスとインターネットとの融合などについてもお話しいただく予定です。

 スケジュール調整のうえ、関係部署にもお声をかけていただき、ご参加くださいますようご案内申し上げます。



【日 時】

2010年3月19日(金) 15:00〜17:00

【会 場】 日本記者クラブ・宴会場map
千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9F
Tel.03-3503-2721
【テーマ・講師】 『好かれる広報マン』と『嫌われる広報マン』
 『プレジデント』編集長 長坂 嘉昭氏
「月例会」とは

 会員制情報サービス組織「フジサンケイ広報フォーラム」が毎月開催する「勉強会」です。広報担当者にすぐに役立つ情報提供を目的にしたものです。 勉強会のテーマは、事件・事故、特殊ジャーナリズム、内部告発などへの対応といった危機管理やIRなど。時には企業見学会なども実施します。
月例会には、会員各社から何名でもご参加いただけます。また、テーマによっては関連部門(宣伝部や法務部など)の方のご参加も可能です。

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