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米国経済は全治4、5年か
4月の第2回金融サミットの結果次第 フジサンケイ広報フォーラムは、11月19日(木)に、東京・日比谷の日本記者クラブで、11月の月例会を開いた。産経新聞論説委員兼経済本部編集委員(前ワシントン特派員)の気仙英郎氏を講師に迎え、「瀕死の世界経済と日本の景気」をテーマに講演した。 ―講演要旨は次の通り―
気仙氏は、まず金融危機の発端になったサブプライム問題を花粉症にたとえ「目に見えない花粉が世界中に飛び散り、はっと気づいた時には花粉が飽和状態になって、世界中が花粉症にかかってしたようなもの」と述べた。さらに、「分かりやすく言えば、世界中がカネ余りになって、実体経済を数倍も上回るカネが甘い格付けによって金融市場に出回っていたのが原因」と解説。実際のところ、金融資産残高は、世界のGDP(国内総生産)の総額41兆ドルの3.2倍(2004年)になってしまったことを指摘した。 金融危機の経済対策として世界各国が銀行などへの公的資金による資本注入や景気対策などでの財政出動、金融機能の強化や監視策などをとっていることを説明。11月中旬の世界20カ国の首脳による「G20金融サミット」に関しては、「市場は金融サミットを評価していない。市場は09年4月の第2回目のG20金融サミットで、どんな方針が打ち出されるかが勝負だ」と述べた。「アメリカ経済が回復するのに4、5年かかるのではないか。日本の景気回復は、オバマ新政権がどんな経済対策をとるかで左右されるだろう」と、いずれにしろオバマ新政権の経済政策が世界経済浮上の決め手になるとの見通しを示した。 |
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――以下参考用に11月の月例会の御案内の内容を掲載しています―――― 【11月・月例会のご案内】 「漂流する世界経済と日本の景気 」 フジサンケイ広報フォーラム11月・月例会は、産経新聞論説委員兼経済本部編集委員の気仙英郎氏を講師に、「漂流する世界経済と日本の景気」をテーマにお話いただきます。 気仙氏は、経済畑が長く、現職の前はワシントン特派員として米国経済を中心に世界経済をウオッチしてこられました。 世界経済はサブプライム問題を引きガネにした米国発の株安が世界を駆けめぐり、世界同時株安の悪循環に陥っています。バブル崩壊の苦い経験から立ち直った日本経済も、金融システムは健全といわれながらも、「国境なき市場経済」ゆえに、ここにきて株安に見舞われています。 世界経済はどうなるのか、そして日本経済は―。だれもが予測つけがたい「海図なき航海」となっている現在、漂流する世界経済の行方を探るための参考意見が聞けると思います。この頃には決まっている次期米国大統領の経済政策、それによって日本はどんな影響を受けるのか―そのあたりの見通しもテーマとなります。 関係部門の方にもお声をかけていただき、多くの皆様のご参加をお待ちしております。 |
| 【開催日時】 |
2008年11月19日(水) 午後3時〜5時 |
| 【開催場所】 |
日本記者クラブ・宴会場(日本プレスセンター9F) 千代田区内幸町2-2-1 Tel.03-3503-2721 |
| 【テーマ・講師】 |
「漂流する世界経済と日本の景気」 産経新聞社 論説委員兼経済本部編集委員 気仙 英郎 氏 |
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