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信頼は透明性から生まれる
国民、マスコミを味方にする広報を フジサンケイ広報フォーラムは8月20日(水)、8月の月例会を東京・日比谷の日本記者クラブで開いた。講師はフジテレビ解説委員の箕輪幸人氏が「テレビ記者から見た企業の不祥事」をテーマに講演し、その後、暑気払いを兼ねた懇親会を開いた。 ―講演要旨は次の通り―
いただいたテーマは「企業の不祥事」だが、今日は役所や官庁の不祥事を例にあげて話しをしたい。最近、印象に残った事件は「国民健康保険連合会職員の10億円横領」だった。会見場には、連合会関係者の人間が大勢出席し、しかも緊張感のないやりとりをしており、そこに横領を見逃す土壌を感じた。また、夕張市の破産では、住民への情報公開が不足していたことが否めず、住民軽視の姿が見えた。 これら不信の連鎖が、国民は公務員を信用できないという感覚を国民が持ち始めることにつながっている。一方、厚生労働省に関しては、C型肝炎問題で国が守るべきところは薬品メーカーだ、という印象を与え、後期高齢者医療制度の問題では、制度の周知がされず、制度の対象者にとっては差別されたという思いを広げた。さらに、防衛省のイージス艦と漁船衝突事故では、防衛省側の発表する情報が二転三転し、国民に大きな不信感を与えた。 これらはすべて広報対応の失敗といえる。企業の場合、事件や不祥事が信頼を失墜させ、倒産にまで至る。しかし、役所や官庁はつぶれる心配がないため、危機管理や広報対応を学ぶという意識が育っていない。 国民からの「不信の連鎖」を断ち切るためには、真摯に住民の声を聞き、説明を行うことが必要だ。最も大事なことは、聞いた声をどう反映させるか、反映したものをきちんと広報する―ということ。広報する際は、国民を味方にするために目線を低くし、わかりやすい言葉で伝えたい。 信頼は透明性にある。信頼されるためには
―と覚えておいてほしい。 |
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――以下参考用に8月の月例会の御案内の内容を全文掲載しています―――― 【8月・月例会のご案内】 「信頼は透明性から生まれる ―国民、マスコミを味方にする広報を」 フジサンケイ広報フォーラム8月・月例会は、フジテレビ解説委員の箕輪幸人氏を講師に迎え、「テレビ記者から見た企業の不祥事」をテーマに開催します。 昨年、偽装表示が発覚して経営立て直し中だった老舗料亭「船場吉兆」は、今年5月、料理の「使い回し」が新たに発覚したことから、廃業に追い込まれました。その後、「飛騨牛」の偽装、ウナギの産地偽装などの不祥事があとを断ちません。これらの事件では、経営トップが謝罪会見を行いましたが、従業員に責任転嫁したり、記者の質問に逆ギレしたりなどの言動が、テレビカメラに映し出されました。繰り返し流された、これらの映像が不祥事を起こした会社を再起不能にしたといっても過言ではありません。自らまいたタネは、自分たちに返ってきます。 フジテレビの報道番組「ニュースJAPAN」で、事件の解説でお馴染みの箕輪幸人解説委員から、不祥事を起す企業の共通点や謝罪会見での留意点などのお話をうかがいます。 なお、月例会終了後は、恒例の暑気払いを兼ねた懇親会を開催します。 関係部門の方にも声をかけていただき、ご参加くださいますようご案内申し上げます。 |
| 【開催日時】 |
2008年8月20日(水) 午後3時〜5時(講演) 5時〜6時(懇親会) |
| 【開催場所】 |
日本記者クラブ「宴会場」(懇親会:大会議室) 東京都千代田区内幸町2−2−1 日本プレスセンタービル9F TEL 03-3503-2721 |
| 【テーマ・講師】 |
「テレビ記者から見た企業の不祥事」 フジテレビ 解説委員 箕輪 幸人 氏 |
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