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優劣つけ難いがオバマか
大統領選の行方とその裏側 フジサンケイ広報フォーラムは7月16日(水)、日本記者クラブで7月の月例会を開いた。講師はCSIS戦略国際問題研究所の上級研究員の渡部恒雄(わたなべ・つねお)氏で、アメリカ大統領選の行方」をテーマに、裏話をまじえて分析した。渡部氏は「現時点では優劣はつけられない」としながらも、オバマ氏有利の見方を示した。また、「マケイン氏は日本を大事にしてくれるだろうが、オバマ氏ならアジア政策では中国重視になるだろう」と述べた。 ―講演要旨は次の通り―
今回の大統領選は、米国が世界的に影響力を失っているときの歴史的な大統領選だ。イラク戦争の失敗で、ブッシュ政権は史上最低レベルの不人気であり、米国民は「ブッシュからの変化」を求めている。とにかく、米国民の80%が「イラク戦争は間違った方向に行っている」と思っている。 共和党のブッシュ政権の下で、共和党のジョン・マケインが民主党と互角に戦っているのは、彼がベトナム戦争の英雄だからだ。彼は捕虜になったとき、父が海軍大将(同じジョン・マケイン)であることから敵が有利な交換条件をつけて早く釈放すると提案したが、彼はこれを断って、なおかつ拷問にも耐えた。当時、ブッシュは州兵になり、事実上の兵役拒否だった。 オバマは、とにかく演説がうまいし、声もよく通り、自分の頭で考えたことをしゃべれる男だ。演説で地方に浸透した。予備選の最後の段階では、地方でのオバマ人気があったので、投票を拘束されない特別代議員も地方の声を無視できず、オバマに入れた。彼のチームはカネ集めもうまかった。あの(ヘッジファンドの)ジョージ・ソロスもカネ集めをやっていた。変革への期待がヒラリーを上回ったから勝ったといえる。ヒラリーが副大統領候補を受けるかどうかは、まだわからない。 |
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――以下参考用に7月の月例会の御案内の内容を全文掲載しています―― 【7月・月例会のご案内】 三井物産戦略研究所・渡部恒雄氏を迎えて
フジサンケイ広報フォーラム7月・月例会は、三井物産戦略研究所の 渡部恒雄主任研究員を講師に、「アメリカ大統領選の裏側とその行方」をテーマにお話いただきます。 渡部氏は、東北大学歯学部卒の歯科医でありながら、米国に留学して政治学修士を取得。その後、ワシントンの戦略国際問題研究所の上級研究員として、日本の政党政治、外交政策、日米関係を中心に分析・研究されてきた専門家です。現在は三井物産戦略研究所の主任研究員を務めておられますが、在米中の1997年に読売論壇新人賞に入選され、最近は、テレビ出演や講演活動などで多忙な日々を送っていらっしゃいます。 渡部氏の分析は、政治家が身近にいる関係で、理論に加えて人間関係学的な要素を取り込み、広い視野からの鋭い分析ながら極めてわかりやすく、納得の行く説明で知られています。月例会では「民主党オバマVS共和党マケイン」の戦いの行方はもちろん、大統領選をめぐる「オバマVSヒラリー」「ヒラリーとビル・クリントン」の人間関係など、テレビは新聞では報じられない裏側も解説していただきます。 関係部門の方にも声をかけていただき、ご参加くださいますようご案内申し上げます。 |
| 【と き】 |
2008年7月16日(水) 午後3時〜5時 |
| 【ところ】 |
日本記者クラブ「宴会場」 東京都千代田区内幸町2−2−1 日本プレスセンタービル9F TEL 03-3503-2721 |
| 【テーマ・講師】 |
「アメリカ大統領選の裏側とその行方」 (株)三井物産戦略研究所 国際情報部 経済・産業分析室 主任研究員 渡部 恒雄氏 |
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