月例会開催レポート
新しいジャーナリズムの誕生
―新聞記者にも意識改革の波

 フジサンケイ広報フォーラムは1月18日(金)に1月の月例会を日本記者クラブで開いた。産経新聞社取締役編集局長の斎藤勉氏が「紙とデジタルの融合」をテーマに講演し、その後、新年会を兼ねた懇親会を開いた。

―講演要旨は次の通り―
産経新聞社・斎藤 勉編集局長
産経新聞社 編集局長
斎藤 勉氏

 産経新聞社は昨年10月、マイクロソフトと提携し、新しいニュースサイト「MSN産経ニュース」を立ち上げたが、マイクロソフトというブランド力もあって滑り出しは好調だ。昨日(1/17)のアクセス数ベスト4をあげると、@13年目を迎えた阪神淡路大震災ANHK記者のインサイダー取引事件B渋谷と秋田の殺人事件の法廷ドキュメントC卓球の四元奈生美選手が福原愛に勝利―の順だった。インターネットでは、硬いニュースは見られず、エンタメ系に人気が集中している。

 また、秋田の連続児童殺害や東京のバラバラ殺人といった事件裁判に、多くの記者を配し、法廷内での言葉を一字一句すべて載せている。空間が無限であるWebのメリットを生かしたもので、生の言葉のやりとりと写真が読者(ユーザー)に見られている要因のようだ。

 Webのニュースは、締め切り時間がなく、原稿はいつでもアップできる―という点など、当初、締め切りに慣れた新聞記者には戸惑いもあったが、確実に特ダネ競争に変化が起きている。新しいジャーリズムの誕生に、新聞界の意識改革の時代が到来した。

――以下参考用に1月の月例会の御案内の内容を全文掲載しています――――
【1月・月例会のご案内】
「産経新聞社・斎藤 勉編集局長を迎えて」


 「フジサンケイ広報フォーラム」1月・月例会は、産経新聞社取締役 東京編集局長の斎藤 勉氏を講師にお招きします。斎藤さんはモスクワ特派員時代にタス通信、インターファックスなども出し抜いて「ソ連共産党が一党独裁を放棄」という大スクープを飛ばした有名な記者です。

 今回は産経新聞がマイクロソフトと提携して10月1日にスタートした新ニュースサイト「MSN産経ニュース」(http://sankei.jp.msn.com/)を中心とした「紙とデジタルの融合」についてお話いただきます。新聞掲載前のスクープもただちにネット配信する「ウェブ・ファースト」とは? ネットの特性を生かしたニュースの量・質とは? 24時間編集の取材現場とは?―など最新の新聞社のデジタル戦略を解説していただきます。
 もちろん、いまでも取材を続けているロシア、中国、北朝鮮などの国際問題も専門家の目で分析していただきます。
 月例会終了後は、恒例の新年会を兼ねた懇親会を開催いたします。
 スケジュール調整のうえ、関係部署にもお声をかけていただき、ご参加くださいますようご案内申し上げます。



【と き】 2008年1月18日(金)
 勉強会:午後3時〜5時
 懇親会:午後5時〜6時
【ところ】 日本記者クラブ9F「宴会場」
 東京都千代田区内幸町2−2−1
 日本プレスセンタービル TEL 03-3503-2721
【テーマ・講師】 「紙とデジタルの融合」
 産経新聞社取締役 東京編集局長・斎藤 勉氏
「月例会」とは
 会員制情報サービス組織「フジサンケイ広報フォーラム」が毎月開催する「勉強会」です。
広報担当者に即、役立つ情報提供を目的にしたものです。勉強会の内容は、事件や事故、特殊ジャーナリズム、内部告発などの対応といった危機管理からIRなど。時には企業の工場見学会なども実施します。
 月例会には、会員企業からは何名様でもご参加できます。また、テーマによっては関連部門(宣伝部や法務部など)の方のご参加も可能です。


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