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第195回 『秋祭り』(2009年9月3日更新)
8月の最終土曜日、自宅近くの公園でススキの穂が空に向かって元気よく伸びていた。残暑が厳しい日だったが、「もう秋なんだ」と思った。その足でスーパーに寄ると、梨やぶどう、みかん、りんご、さつまいも、しいたけなどが並んでいて、改めて季節の移り変わりを感じた。某リサーチ会社の調査「これが出回ると秋を感じる『秋の味覚』ランキング」によると、秋刀魚、栗、松茸がベストスリーという。
秋刀魚といえば、毎年9月初めの日曜日に開催される「目黒のさんま祭り」が思い出される。JR目黒駅前で、炭焼きの秋刀魚と生の秋刀魚6000匹が無料配布され、それに約1万5000人が並ぶのだから驚いてしまう。行列は、白金から首都高速2号目黒線に沿って五反田駅近くまで1キロ近くにまでなる。以前、行列の人に「なんで並んでいるのですか」と尋ねたところ、「秋刀魚をいただくためなのよ」という答えが返ってきた。
日本の春夏秋冬は、季節ごとのイベントを楽しめるのがいい。お祭りはその最たるもので、神輿を担ぐ人はもちろん、屋台のたこ焼きや焼そばの売り子さん、それを買う老若男女…みんなが楽しんでいて、それを見ている自分もウキウキしてくる毎年秋になると、「トコトントンというお囃子の音がたまらない」と、お祭り前の金曜日早々に実家のある川越に帰っていく先輩もいた。
そんなことを思い出しながら、9、10の2カ月間に、関東地方で秋祭りがどのぐらいあるのか、インターネットで調べてみた。主要なお祭りで31回。土・日はどこかで必ず秋祭りが行なわれている。参考までに主なお祭りを記してみた。「えっ、近くでそんなお祭りがあるんだ」と思われる方もいるかもしれない。
- 9/11(金)〜21(月) 「芝大神宮だらだら祭り」 [都営地下鉄、大門駅]
- 9/13(月)〜20(日) 「十二社祭り―上総裸祭り―」
[JR外房線、上総一ノ宮駅]
- 9/18(金)〜20(日) 「お三の宮秋祭り」 [京浜急行電鉄、南太田駅]
- 9/26(土)〜27(日) 「しながわ宿場まつり」 [京浜急行電鉄、新馬場駅]
- 9/27(日)〜28(月) 「大國魂神社 くり祭」 [JR南武線、府中本町駅]
- 10/3(土) 「仲秋管弦祭」 [地下鉄銀座線、溜池山王駅]
- 10/17(土)〜18(日) 「川越まつり」 [西武新宿線、本川越駅]
- 10/24(土)〜25(日) 「根津神社 下町まつり」 [地下鉄南北線、東大前駅]
- 10/25(日) 「三崎港町まつり」 [京浜急行電鉄、三崎口駅]
- 10/28(水) 「小網神社 弁財天大祭」 [地下鉄日比谷線、人形町駅]
お祭りに出かけると、その土地の風習がよく分かる。夏は各地の花火大会に出かけた方も多いと思う。この秋はぜひ、少し足をのばしてお祭りを楽しむのも、社内報のコラムの題材になるかもしれない。
(広報フォーラム事務局・山本ヒロ子)
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