広報ショートコラム
 
第184回 『ラゾーナ川崎プラザ』(2009年7月6日更新)

 「JR川崎駅で降りる機会があったらぜひ、西口の『ラゾーナ』に寄ってみてくださいね。山本さんが大好きなコーチなどのブランドショップもあるし、映画も観られますよ」と、2年前ぐらいから、行きつけのヘアサロンの、川崎に住んでいるスタッフから言われていた。6年前、東芝科学館の取材で川崎駅西口で降りたことがあるが、それ以外は西口を利用したことはなかった。

 「ラゾーナ川崎プラザ」は06年9月、かつての本社および登記上の本店でもあった東芝川崎事業所(2000年閉鎖)の跡地にオープンした大型ショッピングモールだ。LAZONA(ラゾーナ)とは、スペイン語のLazo(絆)とZona(地域)の合成語だという。最近、母が入居先の介護ホームから、緊急入院のため運ばれた病院が「ラゾーナ」の近くだったため、ひんぱんに立ち寄ることが多くなった。

 きっかけって、不思議なものだ。私がサロンのスタッフから何も聞いていなかったら、西口の巨大な建物や人の流れを見て戸惑っていたと思う。川崎駅はこれまで、京浜急行川崎駅が東口方面にあり、商業施設の大半は東口側に集中していたため、人の流れは東口方面に向かっていた。しかし、この土・日、母を見舞うため川崎駅改札口を出ると、流れは西口に向かっていた。

 病院からの帰り、「ラゾーナ」(地上6階、地下1階)にどんな店舗が入っているのかざっと見学してみた。レディス・メンズ・キッズファッションにはじまり、無印良品やロフトなどの生活雑貨、トレンディーなレストラン、楽器・書籍・CDショップ、ビックカメラなど家電量販店、スーパー、シネマコンプレックス、スポーツクラブなどがあり、1日過ごしても飽きさせない構成だ。

 きっかけは、母の介護ホームの転居に際しても同じことがいえる。母は当初、同じ会社が運営する横浜・青葉台の介護ホームに入居した。最寄り駅は、東急田園都市線の田奈駅。その後、建て直しの都合で同線のあざみ野駅近くのホームに。おかげで私は、両駅周辺の事情に精通している。いまは川崎大師のホームに移ったので、私は大師ツアーを組めるほど詳しい。

 きっかけがなければ、人は見知らぬ場所へはめったに行かない。しかし、知り合いの家に招待されたり、お見舞いで郊外の病院などへ行ったりすると、日常の行動範囲と異なる景色や人々の会話などに新鮮さを感じたりする。私がこうして新しい発見などについて書くことができるのも、母が案内してくれているのかもしれない。いつまでも、新鮮な驚きを大切にしていきたいと思う。
 

(広報フォーラム事務局・山本ヒロ子)
あなたの会社が、何らかのトラブルで記者会見を行わなければいけない...。突然の記者会見対応...。そのときになってから対策を講じていては、間に合いません。いざというときのために、事前に模擬記者会見を体験してはいかがでしょうか。
いままでのコラムを見る
フジサンケイ広報フォーラムとは?
BACK Copyright(C) FCG RESERCH INSTITUTE
詳しくはこちら 記者会見から迫真の会見体験まで 危機管理メディアトレーニング 広報コラム