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第166回 『オフィス用品の活用』(2009年4月30日更新)
知人に「ビジネス書」大好き人間がいる。私はどちらかというと遠慮したいほうだ。専門用語ばかりで、前に進まないからだ。「読破するコツは?」と聞いてみた。まず、さっと読み重要箇所を黄色いマーカーで引く。二度目はじっくり読み黄色いマーカーの上から別の色のマーカーで線を引く。黄色いマーカーはどんな色のマーカーを重ねても文字がくっきりみえるらしい。
そこがポイントだ。三度目に読む時、再び重要と思われる部分は文章の左側にマーカーを引く。こうすると、難しい業界用語もかなり理解できるようになるそうだ。私も、IT産業の取材を終え原稿をまとめる際、ホームページやいただいた資料などで難しい言葉の意味をチェックしながら進めることがあるが、マーカーをうまく使いこなすことによって概要が意外と頭に入ってくる。
ラジオ局のイベント部門で活躍するS女史は、小さなサイズのポストイット(付箋)を持ち歩いている。JRや地下鉄で移動中、1人で歩いているときや仲間と話をしているときでも、思いついたことをメモして手帳に貼る。だから、企画会議などで頭を悩ますことはない。「思いつきですが―」と言って彼女が述べた意見が、局のビッグイベントに結びついたことがよくある。
プライベートなスケジュール管理でも付箋が活躍する場は多い。小学校の女の子と中学の男の子のお母さんであるHさんは、仕事をバリバリこなし、学校でも父兄仲間のリーダー的存在のようだ。手帳には女の子の学校関連の集まりやお母さん同士のお食事会などはピンクの付箋が、男の子の関係はブルー、そして家族のイベントなどは黄色の付箋が貼られ、一目瞭然だ。
新聞社が原稿用紙に記事を書いていた時代、書いた原稿をまとめておくのにアルミの洗濯ばさみが使われていた。軽くて結構、重宝がられていた。いま、おしゃれな雑貨店に行くと、赤やオレンジ、グリーンなどカラフルな色でハートや四つ葉のクローバー型の洗濯ばさみが置いてある。10個で500円と安い。私は3色買い、家に届く手紙やさまざまな書類の仕分けに使っている。
「メモ用紙なんてコピー用紙の裏を使えばいいじゃない」という人もいる。現に私も会社のデスクには、不要になったA4判コピー用紙を半分に切ってメモ用に使っている。ところが、文具店に行くと、生活に役立つカラフルな商品がそろっていて、楽しくなって、つい買ってしまう。それで仕事がはかどればいい。1つ数十円の世界。うまく使いこなせば文具メーカーも喜んでくれるのでは−。
(広報フォーラム事務局・山本ヒロ子)
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