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ファッションコラム最新号

Vol. 459 スリーシーズン使えるロングカーディガン

 2016年はコーディガンが大流行しました。コーディガンとは、コートとカーディガンを組み合わせた造語。GUが発表したのをきっかけに火が付き、その後、UNIQLOやシマムラなど他のファストファッションブランドからも次々に売り出されました。コートほど重くなく、かさばらずに羽織れるのが人気の秘密です。今年春夏も引き続き、コーディガン風ロングカーディガンがマストアイテムになりそうです。

ロングカーディガン

 これから購入を考えている人なら、「梅雨寒や初秋の肌寒い時期の一枚」「夏に快適に羽織れる一枚」をポイントに選ぶのが良いでしょう。汗ばむ夏に羽織るには、膝丈で、麻混素材が最適です。編み方はロー・ゲージよりもミドルからハイ・ゲージのものを選ぶと、薄手で軽く、大き目のバックなどにも入れられるので、外出時の冷房対策にも便利なアイテムになるはずです。

 ゲージ(G)とは、1インチ(2.54cm)間にある編機の横針の本数ですから、ロー・ゲージほど、ざっくりした太い糸で編まれているニットになります。使われている糸の太さにもよりますが、横編みの場合、7~1.5Gがロー・ゲージ。ミドル・ゲージが10~6.5G。ハイ・ゲージが12G以上になります。

 ミドルやハイ・ゲージのものを選ぶことで、編地の空隙が少なくなり、春先から夏場の紫外線対策にも役立ちます。黒などの濃色を選ばなくても、羽織り物を1枚羽織ることで、露出した手足を紫外線から遮蔽できますので、ロングカーディガンの下は短パンとタンクトップと、夏のファッションも存分に楽しめます。

 そしてもう一つ、春夏のロングカーディガン選びで大切なことは、お手入れのしやすさです。汗ばむ季節は、着用したらすぐに洗うというのが基本です。家庭で手軽に洗濯できるものを選びましょう。素材に少しウールが混ざっていたとしても、洗濯機の『弱洗い』コースを使えば、収縮したりフェルト化(捲縮)したりといった心配はありません。縫い付けタグに「水洗い可」の表示があるかどうかを確認して購入して下さい。洗濯のしやすさを考えれば、キラキラのラインストーンなど装飾品が付いていないシンプルなものがベターです。

 洗濯の際は、洗濯ネットの中で撚れないように、ジャストサイズの洗濯ネットに入れて、必ず洗濯機の『弱洗い』コースで洗いましょう。洗剤はおしゃれ着洗い用である必要はありません。洗浄力を考えたら、蛍光剤を含まない一般用液体洗濯合成洗剤(中性)を使う方が、汗じみ汚れもしっかりと落とせます。すすぎ時に柔軟剤を使用すると、干し方の工夫で、洗濯ジワや型崩れも防げますのでお勧めです。



 2000年7月にスタートしたこの「ファッションちょっとアドバイス」は、2014年2月(vol.458)を最後に3年ほどお休みをいただきました。長い間、多くの方に読んでいただいた当時の記事からは、時代とともに進化するもの、普遍的に愛されるものが見えてきます。そしてそれは暮らしを写すものでもあります。
 今回、“いま”のトレンドをリサーチしながら日々の暮らしに役立つ情報を発信すべく、このコラムを再開しました。毎月2回、ファッションを中心にさまざまなアイテムやコーディネート、また正しい取り扱いやお手入れ方法などなど幅広く紹介していきたいと思っています。



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