-->
最近の記事

その他の記事
お問い合わせ
ビューティーちょっとアドバイス
ファッションコラム最新号

Vol. 482 キーワードはレトロフローラル


 風薫る5月。梅雨前のこの時期は、空気もさわやかで、木々の緑に気持ちも癒され、一年で一番過ごしやすい季節です。ただ、日中は汗ばむほどの陽気になる日も多く、ふわっと身体を包むワンピースや、Tシャツと風になびくフレアースカート等々、夏を先取りする服が目立ち始めました。

 昨年同様、小花柄は引き続き人気のようで、特に、レトロ風フローラルは今夏春の定番中の定番になりそうです。

レトロフローラル

 小花柄と言えば「リバティ(LIBERTY)」が有名ですね。LIBERTY社は、1875年にロンドンに設立され、1920年代には、繊細な花模様柄“リバティ・プリント”が大ブームになりました。当時から日本にもファンは多く、現在でもとくに手芸愛好者の間では根強い人気を誇っています。このリバティ柄がいわゆる“レトロ風”というのかもしれません。

 また同じく、花柄で人気のブランドといえば、同じイギリスのブランド「ローラ・アシュレイ(Laura・Ashley)」。日本には1980年代に登場しました。現在、50~60代の女性には、大好きなブランドという人も多いでしょう。ビビットな色の花柄の壁紙や小物、洋服は、これまでの日本にはなかったもので、『ローラ・アシュレイのワンピースと布バッグは一枚は欲しい』と思ったものです。
 ただ、このローラ・アシュレイは、売り上げの激減で日本法人が今秋には撤退するとのこと。かつて一世を風靡したという意味では、ローラ・アシュレイの花柄もレトロ風と言えるのでしょうか。

 そしてもう一つ。花柄で気になるブランドと言えば「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」。こちらはローラ・アシュレイとは対極の、落ち着いた色味のオーセンティックな花柄。まさに古き良き時代を思わせるプリントですね。

 特にレトロっぽいイメージの小花のワンピースやスカートからブラウスなどのトップスまで、小花柄のアイテムがたくさんショップに並びます。かなり薄手の透け感のあるものなど重ね着できるレイヤードタイプを
選ぶと、今年だけでなく、飽きずに長~く着ることができます。なにせ“レトロ風”なのですから






 2000年7月にスタートしたこの「ファッションちょっとアドバイス」は、2014年2月(vol.458)を最後に3年ほどお休みをいただきました。長い間、多くの方に読んでいただいた当時の記事からは、時代とともに進化するもの、普遍的に愛されるものが見えてきます。それらはみな暮らしを映すものでもあります。
 今回、“いま”のトレンドをリサーチしながら日々の暮らしに役立つ情報を発信すべく、このコラムを再開しました。毎月2回、ファッションを核にさまざまなアイテムやコーディネート、また正しい取り扱いやお手入れ方法などなど幅広く紹介していきたいと思っています。



関連記事を見る ⇒   バックナンバー >  洋服