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ファッションコラム最新号

Vol. 462 ビジネスシーンに男性もトートバッグ!

 最近、スーツ姿でトートバッグを肩から下げている男性を多く見かけます。ひと昔前なら、男性のビジネスシーンでは、持ち手を手で握るビジネスバッグ一辺倒でしたが、モバイルパソコンやタブレットを持ち歩くのが当たり前になり、若い世代ではリュックを背負ったり、トートバックを手に提げたりと、小物のコーディネートも変化しているようです。

 「トート(tote)」とは、「持ち運ぶ(carry)」とか「背負う」あるいは「(武器などを)持つ」という意味です。いずれにしても、トートバッグは持ち運ぶことに特化した機能的なバックであるというのが特徴です。元々は、キャンプなどの際に、水や氷を入れて運ぶことのできる丈夫なキャンバス地で作られた角張った手提げ袋を「tote bag」と呼んでいたようです。現在もトートバッグと言えば、内側に仕切りがなくすっぽりと荷物を入れられる、開口部が大きく開いたデザインが基本型になります。

 実はこのトートバッグ、設計・デザインなど建築業界関係者の間では、わりと前から使われていました。20~30年前、スーツを着た男性がトートバッグを肩に掛けて歩く姿を見た時、「こういうのありだよね!」と思ったものです。そして、10年ほど前だったか、米国のブランド・コーチから発売された男性用トートバッグを見た時、「欲しいコレ!」と、ちょっと感動したのを覚えています。

トートバッグ

 私自身、一つのバッグにすべてを入れたいタイプですので、自然とビジネスバッグはトートバッグになります。40代で購入したラルフローレンのトートバッグは、素材が牛革と馬の尻尾でしたので非常に重かったのですが、それでも開口部が大きく開き、マチが広いのが便利で、15、16年使い込みました。その後、使わなくなったのは、年を重ねるに連れ重さが身体に堪えるようになったからです。

 男性の場合は、重量感があっても体力的には問題ないでしょうから、お勧めは本格的な革製品のバッグです。とは言っても、本来の目的で使われていたキャンバス地、アウトドアブランドから出ている軽くて丈夫なナイロンやポリエステル素材等々、デザインだけでなく素材や形も種類豊富です。一つと言わず、その日のビジネスシーンに合わせて変えられるよう、いくつか揃えておくのも良いのでは?

 ちなみに私は、軽くて丈夫、そして機能的なデザインというのが気に入り、コールマンの「アトラス」を愛用しています!



 2000年7月にスタートしたこの「ファッションちょっとアドバイス」は、2014年2月(vol.458)を最後に3年ほどお休みをいただきました。長い間、多くの方に読んでいただいた当時の記事からは、時代とともに進化するもの、普遍的に愛されるものが見えてきます。それらはみな暮らしを映すものでもあります。
 今回、“いま”のトレンドをリサーチしながら日々の暮らしに役立つ情報を発信すべく、このコラムを再開しました。毎月2回、ファッションを核にさまざまなアイテムやコーディネート、また正しい取り扱いやお手入れ方法などなど幅広く紹介していきたいと思っています。



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