Vol.443 開襟シャツとショートパンツ

2011年7月11日更新

 7月1日から、東京・東北電力管内で電気事業法による電力使用制限令が37年ぶりに発動され、今年の暑い夏が始まりました。

 室内の温度設定は28度。どこに行っても屋外の猛烈な日射で温まった身体を冷やせる場所はなく、これまでの夏とは様子が違っています。もちろん、ビジネスウエアだって、スーパークールビズを推奨しています。環境省では、沖縄のかりゆしウエアやアロハの着用もOKとしてスーパークールビズの周知徹底を図っています。つまりは、これまでの半袖Yシャツよりも首周りが涼しい開襟半袖シャツで柄物もOKということです。

開襟シャツとショートパンツ

 開襟シャツはオープンカラーを特徴とするシャツの総称で、かつては盛夏の簡便なビジネスシャツとして広く着用されていた歴史があります。戦後から高度成長の頃までは、夏の暑い時期の男性は、中高、大学生も含め、白の開襟シャツにズボンというスタイルが定番中の定番でした。だから、もう一度、昔のように、開襟半袖シャツを着用すればスーパークールビズになるわけです。百貨店やスーパー側も、半袖Yシャツと同様に、白、色柄物と、ビジネスシーンで着用できる開襟半袖シャツを色々と用意すべきでしょう。あまりにも極端に、アロハシャツなどの大柄でビビッドな色柄シャツに飛躍するのではなく、ボトムインでもボトムアウトでも着られる馬乗りのある裾脇のデザインにすれば、涼しい盛夏用男性シャツとして皆に着用してもらえるビジネスシャツになるはずです。素材も綿にこだわることなく、着物の上布で使われているような細い麻繊維の生地など、涼しさとビジネスシーンとが上手くマッチする素材、デザインはあります。

 ポロシャツとズボンというカジュアルなウエアも良いのですが、あくまでビジネスシーンで、スーパークールビズとして着用するビジネススタイルは、昔の盛夏時の簡略ビジネスシャツだった、白の半袖開襟シャツとズボンというスタイルを定番に復活させたいものです。

 そして女性にとっては、この夏のビジネスシーンのウエアとして大注目されているのがショートパンツです。パンツ丈は、膝が少し出るちょっと長めのショートパンツがビジネスシーンには間違いありません。足はレギンスを重ね履きするのではなく、生足かストッキングで履きこなしましょう。涼しさを優先させるなら生足がオススメです。生足でショートパンツですから、足元は踵を隠すことでバランスを取ることが重要。パンプスやハイヒールを履くことでビジネスシーンとの相性も良くなります。トップはインナーをタンクトップやキャミソールにしたとしても、その上から肩と背中を隠せる羽織り物を1枚羽織ることで、涼しくてもカジュアルになり過ぎずに良いでしょう。この夏はあなたもショートパンツをビジネスシーンで着用してみてください。