紫外線が強い季節になりました!
美容コラム『ビューティーちょっとアドバイス』では、2008年7月15日vol.2「日焼けの深層」や2009年4月21日vol.41「紫外線対策」で、美容の大敵、紫外線について二回取り上げています。紫外線対策化粧品ではSPFとPAという表示が周知されています。紫外線のうち短い波長のUV-Bを防御できるかどうかの指標がSPFで、長い波長のUV-Aの防御を示しているのがPAです。私たちは、毎日の生活紫外線から皮膚を守るために、このSPFとPAの表示を参考に生活シーンに合わせて紫外線対策化粧品を選び、また塗り方も工夫をしています。

私たちは裸で 外を歩きませんね。普通は衣服を着用しています。実は衣類を着用するだけでも紫外線はカットできます。真冬は厚手の服を重ねて着ていますから、衣服が被覆している肌は完全に紫外線を防御しています。ところが、紫外放射が強くなる真夏は気温が高くなり、衣類は薄手になったり、風通しの良い目の粗いものを着用することになります。そうすると、紫外線が強い海辺などでは1時間ほど遊んでいるだけで、衣服を着ていたところも赤く日焼けしてしまうことがあります。
そういう苦い経験をしないように、衣服に使用される繊維についても紫外線対策化粧品と同じように、繊維の紫外線防御能を示す指標があります。皮膚ガンが深刻化しているオーストラリアやニュージーランドで考案され、2006年にCIE(国際照明委員会)が推奨した布の紫外線防御指数(UPF:Ultraviolet Protection Factor)です。紫外線に当たって肌が赤くなる紅斑を防御する指数を示しています。これは、化粧品のSPFに相当するもので、布のUV-Bの防御指標になります。UPF15以上24未満がGood Protection、 UPF25以上39未満がVery Good Protection、 UPF40以上がExcellent Protectionです。
白色より黒色が紫外線を防御できるとして、真夏に黒色の手袋や日傘など黒ずくめで歩いている人がいますが、白色でもUV-B領域を吸収するポリエステル生地はUV-Bを防御できます。
そして、UV-B防御の程度は布によって異なるにしても、布で肌を被覆することで紫外線はある程度防げます。ノースリーブや生足で出掛けるのではなく、肌に密着しない長袖やパンツをふわっと着用し、首などには清涼感のあるジョーゼットスカーフなどをふんわりくるっと巻くだけで十分効果的ですので、お洒落な装いを紫外線対策にも役立てましょう!