08年秋冬に引き続き 09年春夏もパイソン(python)、クロコ(crocodile)などの爬虫類の皮革(reptiles leather)が人気で、特にパイソンの人気は昨年以上のものがあります。

クロコダイルはワニの仲間の一種で、ワニのうち革として利用できるのは、クロコダイルとアリゲーター、カイマンの3種類です。クロコダイルという名称は、ワニ目の総称名としても使われていますが、いわゆる服飾品に使われているクロコダイルは地球上に生息する23種のワニのうち、ワシントン条約で取引禁止品目になっている17種のワニのひとつですので、入手が非常に困難です。ファッショントレンドとして注目されても、普通の人にとっては手の届かない高嶺の花ですから、トレンドを巧みに取り入れてという類のアイテムにはなりません。ちなみに、最も高級品といわれるスモールスケール(うろこが細かいもの)クロコダイルはイリエワニを指し、これが一番高く評価されていて、ラージスケール(うろこがやや大きい)クロコダイルとしてミンドロワニが次に位置付けされているそうです。
そんな市場の事情 もあって、この春夏に特に注目されているのがパイソンなのです。
蛇類皮革のうち、小さなヘビ類をスネーク(snake)と呼び、大蛇類をパイソンと分類しています。ですから、パイソンの鱗柄は大きく、靴やバッグなどの小物でも、インパクトのある柄がゴージャスにデザインを印象付けてくれます。
グッチのクラッチバッグではパイソン柄とフリンジ、バンブーが絶妙に組み合わされてお洒落な一品に仕上がっています。また、プラダでは、紙のように柔らかくて軽いパイソンバッグが登場し、くしゃくしゃにして無造作に手で握っているパイソンバッグに目を奪われてしまいそうでした。
また、バッグより お手軽に買えるサンダルは、パイソン柄でエキゾティックにそしてゴージャスに足元を演出できそうです。スパンコールのような人工的な光ではなく、鱗の重なりによる自然な光の跳ね返りを足元で感じることができます。パーティ仕様の10~12cm ヒールのサンダルを購入すると、パーティの時だけではなく、ボトムスをカジュアルな7分丈のスキニーボトムにするだけでキュートで可愛らしいスタイルに、普段のビジネススタイルでは大人っぽくお洒落にキメることもできます。
バッグかサンダルか、この春は少しだけ奮発して、トレンドアクセサリーをお洒落に身につけてみませんか?