Vol.392 エコと自転車ブームでメッセンジャーバッグが人気

2008年10月20日更新

 ガソリン高騰が続き、 自動車から原付に、そして人力で走る自転車に!と空前の自転車ブームになっていることをご存知でしょうか?

 この自転車ブームに乗って広がっているのが、肩からクロス掛けして利用するメッセンジャーバッグです。この数年、カジュアルでユニセックスに使える手軽さもあって、メッセンジャーバッグの人気は高いものがありました。メッセンジャーバッグはお洒落感というよりも、雑に扱っても丈夫でデザインはカジュアル&シンプルなものが主流でした。この2、3年は環境配慮の高まりから、エコ素材を再利用してシンプルなデザインで利用できると言うことで、機能的なエコバッグとしても人気が高まっていました。

  
エコと自転車ブームでメッセンジャーバッグが人気
  

 こんな中、 この秋冬の人気のメッセンジャーバッグは、シンプルな素材の組み合わせでポップな色使い、見た目が可愛くお洒落感が強調されたもので、あくまでシンプルで洗練されたデザインが目を引きます。見た目はお洒落だけれど、中を開けるとパソコンを収納するケースがついていたり、A4サイズの書類をキレイにファイルする仕切りがついていたり、本来のメッセンジャーバッグに付加される機能性が充実しています。

 エコという面から見てみると、大型テントのトップメーカー太陽工業(大阪市)が昨年発売したブランド「マクタンク」が目を引きます。こちらのブランドは、リデュース・リユース・リサイクルの3Rの理念に基づいて立ち上げたもので、テントの製造過程で出てくるPVC(ポリ塩化ビニル)などの端材や、使用期間が終了した輸送用コンテナバッグをリユースするなどして作られています。テント縫製の職人技と若手社員のデザイン発想から生まれたユニークな商品として、多くの若者からの支持を得ています。

 また、モンドデザイン (東京)から発売されている「シール」は、大型トラックの廃タイヤチューブをリサイクルした商品で、モバイルケースとして知名度が上がっているユニークな商品です。ブリーフショルダーをメッセンジャーバッグとして兼用できる洗練されたデザインにも注目です。
 その他にも、シートベルトやエアバック、消防用ホースなど様々な素材がリサイクルされてメッセンジャーバッグに活用されていて、使用者に共感が持たれています。

 メッセンジャーバッグは両手が使えるというメリットがあります。色使いとデザイン次第でビジネス用として女性も気軽に使えるバッグが増えることで、空いた両手を今度は違う何かで塞がせる、そんなユニークな商品開発も期待したいですね。