Vol.352 リメイクバッグ!古着の再利用

2007年9月3日更新

  環境に優しいファッションを取り入れようという人は多いはず。7月に掲載した争奪戦になったアニヤ・ハインドマーチのエコバッグも、繰り返し何度も使える綿バックは使い捨てにされるレジ袋(プラスティックバッグ)を買い物の度に消費することに比べたら環境に優しい!ということで、エコバッグの普及を呼びかけているものですね。

  
リメイクバッグ! 古着の再利用
  

 環境に優しいとは、化学由来ではない天然のものを使うということではなく、使用された資源(素材)を大切に使うということです。ファッションで言えば、繰り返しのリユース(再利用)が究極の環境に優しいファッションスタイルになります。トレンドの服やバッグが自分のスタイルに合わなくなったり、時代遅れで使わなくなったりしたら、ゴミとして廃棄するのではなく、フリーマーケットや古着屋に持ち込んで再利用してもらったり、リメイク(作り直し)して別のものとしてもう一度利用することが重要です。

 直線裁ちで作られる日本の着物はこのリユースの考え方を古くから取り入れて実践していた究極のエコファッションでした。着物は大人の長着として作られて十分に着たら羽織に代わり、羽織を潰したら子供用の四つ身やアンサンブルに仕立て直され、最終的には布団のがわになり、布が裂けても裂き布として裂き布同士をつなぎ合わせて布の配色を楽しんだチャンチャンコや半纏にして、一枚の布の寿命を何百年にも延ばしてきました。

 こんなリユースの考え方でリメイクされたバッグが市場にもたくさんお目見えしています。 人気のジーパンはスカートにリメイクされるばかりではなく、そのポケット部分やフロントジッパーやウエストのベルト通し部分を利用してデザイン性の高いトートバッグとしても売られています。また、デニムの布の丈夫さと独特の藍色を利用して、八百屋や酒屋で使われている前掛けをボストンバッグやショルダーバッグにリメイクしたり、華やかな友禅染の着物の端切れを使って、裂き布風に布をつなぎ合わせて古典的なトートバッグやショルダーバッグに変身させたりとしています。リメイクバッグは、古着や返品物を利用して商品価値の高いもう一つのアイテムに変身し、新しいファッションアイテムとして私達の前に再登場しています。
 デザイン性の高いバッグとまではいかなくても、自分でもバッグをリメイクしてみませんか?古着屋に持ち込む前に、バッグ程度なら手縫いでオリジナルのものが自分の服から甦るはずです。