2006・7年秋冬コレクションのキーワードはニューボリューム。これまでの華奢でフェミニンなスタイルは終止符を打ったとして、新しいボリュームスタイルが一斉に発表されました。そんなニューボリュームスタイルの中で、特に注目されるシルエットが、コクーンシェープやエッグシェープ。評価が高かったバレンシアガのコレクションで紹介されたボリューム満点のコクーンシェープのミニスカートやワンピースはこの秋冬のトレンドを象徴的に表現しているデザインと言えるでしょう。

スカートだけでなくワンピースのデザインも、ボトム部分のシルエットはコクーンシェープ。クロエやボッテガ・ベネタのワンピースのように、上半身はすっきりとしたシルエットにまとめ、ボトム部分をコクーンシェープやエッグシェープにして、ボリューム感でリズムをつけたデザインが新しい。また、コートやジャケットなどを組み合わせる場合は、タイト&ボリュームを基本にします。ニューボリュームは、ボリュームをつける部分とスリムに見せる部分のメリハリをつけ、ボリュームがありながら余計なところはそり落とした洗練されたデザインに見せるところがミソ。
コクーン(繭)やエッグ(卵)の言葉通り、腰部分にふくらみを持たせたデザインは、重くならないようにスカート丈はミニが原則。また、ミニジャケットやショート丈のアウターを組み合わせ、バランスが崩れないように着こなすことが肝心になります。コクーンシェープスカートに上半身にもボリュームを持たせたいなら、アームウォーマーや襟元だけにボリュームをつけられる毛皮や毛糸のティペットなどで部分的にボリュームをつけましょう。
腰からお尻にかけてボリューム満点になるコクーンスカートですから、こんなスカートから出ている脚は、ぐーんと細く見せるのがお洒落!ルーズタイプのロングブーツはNGです。濃色の厚みのあるタイツで寒さをしのぎ、踝あたりまでのアンクルブーツでお洒落に決めましょう。ただし、マイクロミニのコクーンスカートだったら、細い脚が間に入りますから、足元にボリューム感をつけるのもOKです。毛皮つきアンクルブーツやルーズショートブーツを組み合わせると、可愛らしく若々しい装いになりますね。