今年のアカデミーショーの最有力作品として、本年度のゴールデングローブ賞の主要4部門を獲得した「ブロークバック・マウンテン」(3月公開)が話題になっています。ところでこの映画は、まだゲイの社会が世の中に認知されていなかった保守的なアメリカ西部の60年代が時代設定となっていて、許されない恋を20年の長きにわたって育んできた男二人の「普遍の愛」をテーマにした純愛カントリー物語です。

この映画は、ファッション業界にも大いに影響していて、1月に行われたヴァレンティノのメンズのショーでは、この映画から影響を受けたんだろうファッションとスタイルが登場したといいます。また、他のブランドでも、この映画の男同士の世界を彷彿させるようなファッションシーンを紹介しています。グッチでは、男の子の世界をよりロマンチックに演出してみせ、ロン毛の男の子がアンバランスなロングコートをラッフルシャツに羽織り、レザーのライダースジャケットやロックスタイルの象徴のタータンチェックを雰囲気の違う黒を基調にしたデザインで歩かせるなど、女を感じさせない男の子の世界をノスタルジックに演出していたり、またプラダでは、「メトロポリタン戦士」をテーマに、都会を生き抜く男性のファッションを鎧や兜で武装したイメージで作り上げたコンピューターゲームの中の世界で生きているようなクールな戦士に仕上げています。手に抱えて歩くブリーフケースが今年のプラダファッションを象徴するように、男が男の中で生きていく、あくまでも冷たく感じるトラッドスタイルの提案でした。
こんな男同士の世界に、契りを交わすリングに最適なのが、イタリアのジュエリーブランド「ヴェルニエ」から発売された新しい考え方のブライタルリング「シークレット・ラブ」かもしれません。これは男女ペアーのブライタルリングですが、シンプルなプラチナリングの内側に(つまり、指にはめると隠れてしまう部分です)、一連に並べられたダイアが燦然と輝いているというものです。二人の幸せをおおぴらに出来ない、まさに男同士の秘密のワケあり恋人のリングには最高なのでは?
ワケあり二人でなくても、隠れているところに実は?というのがお洒落なこのリング。お洒落好きを自負する人のリングとしては、あなたのプライドをくすぐるリングになるのではありませんか?