Vol.263 ウオームビズは薄手の重ね着と下着から

2005年9月20日更新

 秋冬のファッショントレンドは、環境省が提案する「ウオームビズ」から始まりそうです。ノーネクタイでボタンダウンという軽装のビジネススタイルを定着させてしまったクールビズ。この成功に気を良くし、今度は重ね着して「ウオームビズ」を提案しています。

  
ウオームビズは薄手の重ね着と下着から
  

 重ね着するときのポイントは、厚手の嵩張るものを重ね着するのではなく、薄手のものを上手に重ね着することです。

 手本は実際にすでに実践している女性たちのファッション。半袖・ノースリーブスタイルが珍しくなくなった冬の女性たちのファッションですが、彼女たちは上手に素材を生かし重ね着しています。薄くて表に響きにくいウオーム下着(昔はババシャツと言われていました)で、先ず、一枚プラスします。それから、カシミアのアンサンブルを着用。アンサンブルは半袖・ノースリーブに長袖のカーディガンを羽織るというものです。下にあったか下着を着用していますので、薄くても起毛して空気層をたくさん抱きこむことが出来るカシミアアンサンブルなら、十分に19℃設定の室温にも対応できます。スカートよりもズボンを!と環境省は薦めていますが、タイツにスカートなら、ズボンよりも大量の空気層を作ることが出来るので、暖かいはず。冬場はストッキングをストレッチタイプのタイツに替えれば、かなり温かく過ごせます。厚手の衣類を2、3枚着ても、温かさ的には変わりません。厚手の衣類は、動きにくく、また、衣類の自重で肩こりや首筋の凝りの原因にもなります。ビジネススタイルとしては、カラダにも仕事にも効率の悪いスタイルと言えるでしょう。

 ということで、ウオームビズを提案された男性の方々も、先ずは、下着を見直し、ズボン下を履かないという人も、タイツタイプの薄手のお洒落なズボン下など、ズボンに響かず、温かく過ごせるものもありますので、お試し下さい。もう一つの工夫はソックスです。膝下までの長めのソックスを選び、この薄手のタイツタイプのズボン下の上にソックスを重ねて履くと、とっておきの防寒が出来ます。上着も女性を見習って、Yシャツの下に長袖の身体にフィットした薄手の下着、そして、Yシャツの上には、薄手のカシミアセーターかカーディガンを羽織れば、この上にジャケットを着ても窮屈感がありません。先ずは、お洒落に!というよりは、温かく、そして動き易いという装いに努めましょう。