Vol.178 お正月は着物で!

2003年12月23日更新

 今日はクリスマスイブ!クリスマスのイベントが終わったら、すぐに正月の準備です。最近では、元旦早々からファミレスやコンビニが開いていますから、正月料理を丁寧に自宅で準備する家も少なくなりました。ですから、年末の大掃除が済んだら、早々に美容院に駆け込み、たまには着物が着られるようにアップしてもらうのもいいのではないでしょうか?

  
お正月は着物で!
  

 大晦日から元旦にかけて、初詣等や家族同士のご挨拶に、たまには着物を着てみられるのもいいかもしれませんよ。
 どうせ、自宅で着たり、混雑している中に着ていく着物ですから、わざわざ美容院で着付けてもらわなくても、少し着物のことを知っているお母さんや友達にお願いして、着させてもらうといいでしょう。着物を上手に、着崩れないように着るコツは、肌襦袢と腰巻の上につける補正が重要になります。簡単な補正ですが、タオル4枚を使って補正するだけで、長襦袢を着て伊達締めを締めた姿がきれいに仕上がり、この上から着る着物が着崩れなく快適に着ることができます。
 用意するのは入浴用タオル4枚です。一枚は縦に3つに折って、幅10センチほどの長い帯状を作ります。これを胸のところでV の字におって胸元の補正に当てます。一日前に準備できる人は、この帯状の両端に細い紐を付けておくと便利です。背中でバッテンに交差させ、胸の前のVの字のところを交差させて結んでおくと、胸元がきれいに出来上がり、長襦袢の半襟がきれいに見えます。2枚のタオルは縦に半分に折って、ウエストの細い部分を補正します。やせている人はタオル3枚分を巻くときれいな寸胴のウエストができます。残りの一枚はウエストとお尻の間の凹みを補正するタオルとして使います。横に4つ折りして雑巾サイズの大きさにしたら、両端を少しずらして二折して紐を通し、ウエストとお尻の間の凹みに当てて、補正したウエスト部分のタオルの上から紐を結んで落ちないようにしましょう。以上で、タオル4枚の補正が出来上がりです。

 お正月の着物ですから、普段着っぽくならないように衣文はぐーんと抜いてください。長襦袢を着るときに、背中中心を合わせたら、背縫いの部分を持って、背中のグリグリが見えるぐらい衣文を抜いて胸元をしっかり合わせるように着ましょう。長襦袢がきれいに着れたら、着付けの8割は終わったようなものです。
 着物を着る際は腰上げの腰紐がポイントになります。着崩れないようにぐぎゅーぎゅー締める人がいますが、肝心なのは、幅のある腰紐で締めるということです。7センチほどの幅の腰紐を用意すると苦しくなく、しっかりと締めることができます。手持ちがなかったら、晒しなどで自分で作るといいでしょう。晒し幅を縦半分に切れば2本分の腰紐ができます。お試しください。

 お出かけの際は、上から、コートを羽織りますが、ない方は、洋服用の幅広のショールや、若い方は幅の狭いマフラーを胸元に巻いてもとても可愛いので、手持ちの洋服用のもので代用してください。
 ただし、足元はまっさらの白が目を引きます。新しい足袋を履いて、外出の際は、上からもう一枚古い足袋を重ね履きし、行った先で、カバーを外せば、綺麗な足袋で足元キレイ!新年のご挨拶にも失礼がありません。