ミニモニスタイルと呼ばれるような、頭の先からつま先まで、トータルコーディネートされたカラフルでビビッドなファッションに身を包んだ元気な子供たちが渋谷や原宿を闊歩しています。幼児の服にも、このスタイルは定着しているようで、ベビー、幼児用のショップのディスプレイは大人のトレンドカジュアルをそのまま収縮したような華やかさがあります。

今回は、そんな子供服ではなく、あえて背伸びをしない昔ながらの、お母さんが洋裁で作ってあげたような子供服のご紹介です。
レディースブランドの「クルム」(03-3478-8189)が子供服を発売しました。ここはデザイナー2人でやっている小さなブランドです。「子供のかわいらしさを素直に表現したい」という思いからデザインされた子供服は、見るからにクラッシック。家庭で洋裁が盛んだった昭和30年、40年代のファッションをベースにしたようなノスタルジックでレトロなデザインが、逆に目新しくモダンに見えるのも不思議です。ボタンは大きな包みボタンを使い、ボタンがレトロなデザインをモダンに見せています。素材は肌触りの良い綿製品が中心。洋服の対象は2歳から5歳で、「ミニモニみたいな服が着たい!」と自我が目覚めてくる前の年齢を対象にして、購入対象年齢は、この服の素朴さと良質な素材が分かってくれる50代から70代の祖父母世代。確かに、自分で洋裁をして服を作っていた経験のある世代、あるいは子供のころ、母親が自分の服を手作りしてくれていた経験のある世代の人にとっては、なんとも懐かしいデザインで、ついつい買ってみたい、着せてみたいと思う服だと!頷いてしまいそうです。
小さなブランドの商品なので、取り扱っているショップは少ないようですから、どうしてもデザインを見てみた!という方は、「クルム」に直接、お問い合わせしてみてください。
小さな子供たちの服を、もう一度見直してみるのもいいのでは?5歳までの小さな子供たちの服は、必要な生地丈も少なくて十分です。自分の服を作った残りの生地で、直線立ちで簡単に作れるスカート、ワンピースもありますので、たまにはチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか?