そろそろ、真夏に着た衣類の片付けを始める時期になりましたね。ノースリーブのものやキャミソール類からはじめ、夏物のワンピース類、半袖類、スカートという順に片付けていきましょう。

夏物で一番気になる汚れは、衿や腋などに残る黄ばんだ汗シミ汚れです。片付ける前にはなかったシミが、翌年取り出したら、くっきりと黄色く浮き出ていたという経験をした人はたくさんいらっしゃるでしょう。実際、汗は無色透明。繊維の中に残った色のない汗ジミが保管中に、空気酸化を受けて、汗成分のアミノ酸の二重結合が切れてしまって、目に見える黄色に変わります。だから、しばらくしまい込んでしまう場合は、必ずキレイに洗ってしまって下さい。
しみ込んだ目に見えない汚れを取るのですから、洗濯機で洗うんだったら、37~8度のぬるま湯の洗剤液に2時間つけ置く、つけ置き洗濯をして下さい。洗剤成分の酵素が有効に働いて、しみ込んだ汗やタンパク質汚れ、皮脂汚れを分解してくれます。
肌着や綿製品のTシャツで、腋や背中の黄ばみが気になるものは、煮洗いすることをお勧めします。おしゃれ着で、煮洗いできないけど、黄ばみが気になるというものは、クリーニング店に持ち込み、「この汗ジミをとって下さい」と申し出ると、シミ取りの料金はかかりますが、汗ジミを取ってもらえます。汗ジミといえども、この汚れが翌年になってしまうと、落ちにくくなります。大切な衣類で、来年も着たいなら、今年の汚れは今年のうちに、ちゃんと取っておきましょう。