Vol.40 金属繊維って?

2001年4月17日更新

 昨年あたりから金属繊維を編み込んだニットが話題を呼んでいます。そこで、今回は2週続けて金属繊維とそれを使った服について紹介しましょう。

  
金属繊維って?
  

 金属繊維が衣類になるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、本来、金属繊維は建築用副素材として使われ、建造物資材の補強材として注目されてきた素材です。最近では、フェルト、シート、縫糸、織布などの形状に加工されるようになって、繊維強化複合材や電磁波シールド材として、幅広い用途で使われるようになってきました。

 電磁波シールド材が一番皆さんに馴染みのある金属繊維ですが、実際には、歯医者さんで歯のレントゲンを撮るときに着用するエプロンや、パソコン用エプロンなど、使ったことがある方もいらっしゃると思います。

 この金属繊維を衣類に使うというのは、金属を使うことによって、肌と衣類に隙間を作らせることが出来るということが特徴になります。ですから、金属繊維を使った服は、通気性を要求される春夏用の衣類として、これから市場に出回ることになります。
 服飾素材としては新しい素材ですから、色々とトラブルもあるようです。次回は、素材のトラブルと取り扱いについて紹介しましょう。