ビューティーちょっとアドバイス
VOL.157 この秋冬は、「落ちにくい」潤い・艶キープの「口紅」

パーティーシーズン本番を迎える12月。クリスマスに忘年会とオシャレをする機会も増えますが、そんなパーティーシーンに外せないのがメーク。なかでもポイントとなるのが口紅です。ふだんはベースメークだけという人も、華やかな印象を作る口紅は欠かせません。そこで今回は、この秋冬に発売された口紅から今シーズンのトレンドを探ってみました。

メーカー各社の製品コンセプトをみてみると、○資生堂「マキアージュ」(11/21発売)が「色・艶・潤いが続いて落ちにくい美容オイル生まれの口紅」 ○ コーセー「エスプリーク」(11/16発売)が、「とろけるタッチで色・艶・潤いが続く落ちにくい口紅」 ○花王「オーブ クチュール」(11/25発売)は「“キレイを引き出す具体策” 色と潤いが続く落ちにくい口紅」――と、3社3ブランドとも色と潤いキープをうたった落ちにくい口紅であることが分かります。もはや落ちにくい口紅は当たり前。今や口紅は、塗ることで潤いを与え、艶のある唇を作るものに進化しているようです。

この艶感と潤いをキープするため、美容オイルに着目した資生堂の新商品には天然ローズオイルが配合されています。ところで、そもそも美容オイルとはどういうものか――。調べてみると、『化粧品成分ガイド』(フレグランスジャーナル社)で、エモリエント成分(皮膚軟化剤)に分類されているオイルは美容オイルと扱っても良いようです。例えば、スクワラン油、ホホバ油、アボカド油、ローズヒップ油などが挙げられます。

15年ほど前、国内外で販売されている口紅41点について、全成分を調べたことがあります。使用されている成分は41点で計211種類。そのうちオイルやワックス類は29種類ありました。1つの口紅に平均6〜7種類のオイル、ワックス類が含まれ、配合されているオイルは美容オイルと言えるものです。つまり口紅は、成形するためのワックス類と、適度な柔らかさや滑らかさを作るための美容オイル成分が入ることで製品として完成するということです。

唇の保湿にも効果が期待できるオイル成分が口紅には十分に入っています。メークが映える唇を作るには日ごろのケアから。潤いを保ち艶のある魅力的な唇を維持する口紅を、パーティーシーズンだけでなく毎日使ってみてはいかがでしょうか。

 
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  化粧品、美容器具などの商品評価やスキンケア・ヘアケアなど広範囲の美容科学一般を研究しています。使用テスト、官能評価、皮膚計測、ビデオ映像解析、衛生試験などいろいろな研究方法を使って化粧品、トイレタリー用品、ドライヤー、シェーバーなど理美容器具の商品評価と改善提案、新製品の商品企画提案、取扱説明書の作成などを行います。  
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