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9/9の重陽の節句とは、菊の節句のことです。古くは平安時代に京の都で貴族たちが、この節句の時に行っていたのが「着せ綿」です。菊の花に真綿を被せ、翌朝、露を含んだその真綿で身体を拭くという不良長寿を願う習慣(詳しくは、ファッションちょっとアドバイス Vol.166)です。この「着せ綿」こそが、シルクマッサージのはしりと紹介しました。
今回は、この節句に欠かせない菊花の効用についてお話したいと思います。
生薬名として菊花があります。生薬の「菊花」は、キクの頭状花を乾燥したもので、品種や産地でいろいろあり、白菊花、懐菊、黄甘菊など様々な商品名があります。それぞれ菊の種類で効能は違ってくるようです。生薬とまでは言わないまでも、菊の花で楽しむことはできます。
江戸時代は菊の花を浮かべた酒を酌み交わして節句を祝ったということですが、酒を飲めない女性たちなら、菊の花を浮かべたお風呂を楽しめますね。最近では洋花のキク(例えば、ピンポンマムなど)は、商品として頭状花を生花で化粧箱に詰めたものまで売られています。こういうものは、浴槽に浮かべる菊花としても使えるでしょう。香りを楽しみたいなら、キク科のカミツレの花を浮かべるのも良いでしょう。カミツレは抗炎症効果のある生薬としても知られていますので、これから寒くなり肌荒れが気になる季節の入浴に、カミツレは肌荒れ改善効果が期待できそうですね。花びらの後片付けが気になる人は、精油のカミツレエキスを使うと良いでしょう。
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